【効果ある?】普段鍛えられない筋肉、効果大の筋トレというけど!?
こんにちは、ボイストレーナーの新谷健です。

声の筋トレ?これじゃないでしょう~??
今日のご紹介は・・・『発声するための筋肉の鍛え方』ということで!!
発声をするということは、息により声帯が振動し、その振動を共鳴腔に
より大きく、口・鼻・歯・舌・・・などで調音をして『言葉』=『歌詞』と、
たくさんの部分が関係している。
声を出すための声帯を伸ばしたり閉じたりする時も筋肉を使う。
そのためにも、最小限の筋肉が必要なわけで・・・声を出すための
筋肉は複雑すぎて、通常の発声だけでは鍛えられていない。
そんな発声のための筋肉の中から、普段あまり鍛えられていない。
けど、鍛えれば効果の出る筋トレを紹介します。
〇特に、高音発声に必要な筋肉を3つ選択した。
◆輪状甲状筋とは・・・?
ボイトレの知識がある人なら、ご存知でしょう?
この輪状甲状筋は声帯を伸ばす働きがあります。
声帯を伸ばす運動は、高い声を出すためには必須です。
イメージとして、輪ゴムを伸ばしてはじくと高い音が出る。
声帯も同じ。輪状甲状筋の働きで声帯が伸ばされ、
高い声が出せるようになる。
◆閉鎖筋とは・・・?
閉鎖筋は、声帯を閉鎖させるために働く筋肉のこと。
声が出る際、2つのヒダのようなものが閉じたり開いたりして振動が
強くなったり緩やかになったりするのですが、この閉鎖筋は、
そんな閉鎖の働きを行うためのもの。
閉鎖がほど良く強くなることで、強くシャープな芯のある声がでたり、
緩やかにすると、のどからでない、やわらかい声を出すことができる。
この『閉鎖筋も輪状甲状筋と同様』
芯のある高音発声には欠かせない筋肉になります。
◆甲状舌骨筋・・・とは?
喉ぼとけの上にあり、声帯の入った喉ぼとけを上に引き上げる働きを
する筋肉。
この甲状舌骨筋が働くと甲高い声になります。甲高い声と聴くとあまり
良いイメージがわかないかもしれませんが、高音発声において、
この甲高い声が出にくい場合、自由な発声は難しいかと思われます。
そのため、声を高くする甲状舌骨筋を自由にするトレーニングは
必要となる。
と書いてしまったけど、わたしの師事した先生は、パーツである
筋肉を鍛えなさいとは聞いていない。できないし、有効に鍛える
ことができないと知っていたからでしょう!
響く声、強い声、それでいて壊さない喉を作る為に訓練を行う。
そのようにどうぞご理解ください。
発声に必要な筋肉は、正しい発声を心掛ける事で自然と身につくもの。
『ボイトレ・・・声帯を鍛える事は不可能だと、正しい筋肉の鍛え方』
私が、何を言いたいかと言うと『喉を意識しながら練習をしても喉を
消耗させるだけだからやめましょう」ということ。
発声に必要な筋肉を鍛えたいのであれば、
『正しい呼吸、正しい発声を覚えること』で自然と鍛えられるように。
むしろ、本当に声を育てたいのであれば、そうするべきですよ。
『筋肉を鍛えよう』という考えは捨てる!技術を磨く事に専念しよう。
呼吸法、発声法、調音法、共鳴法など・・・・さまざま!!
ブログを書きながらでも、心が揺れて流れが外れてしまうことが
起こります。常に、悩み、正しいか、これでいいのか?を考える。
ご覧いただき、何や?意味がわからないと思うこと度々あるでしょう。
それは、左右に揺れながら書いている時です。あしからず!!
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