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もっと歌が上手くなるには、何が必要ですか?・・・の質問に!!

こんにちは、ボイストレーナーの新谷です。

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『もっと歌が上手くなるには、何が必要ですか?』



・・・という質問が多いのは、事実です。



そこで、わたしの考えを話してみます。




最近は、カラオケの採点機能がスゴいことになっていて、歌唱力


を競うカラオケバトル番組も人気がありますよね。




そんな影響もあってか、カラオケBOXでゲーム感覚で採点を



楽しむ人や趣味で動画サイトに歌を投稿する人も増えています。




レッスンでもオーディションや大会にエントリーされたり、



趣味でも本気で歌を極めたい!と言う人が増えています。




先日もこのような生徒さんから、



『もっと歌が上手くなりたいのですが、わたしには何が必要ですか?』



と聞かれました。




『ウ~~~~ン』・・・いい質問ですが、、、と考えていました。



生徒さんの歌は、特にコレと言ってダメなこところがありません。



声もそれなりに使えるし、声量もあるし、歌だって上手い方です。



ある程度のレベルはひとまずクリアーしていて、おそらくカラオケ



では「上手いね〜」と言われる人なのです。





自分でも歌の上達を目指して少しでもテクニックを掴みたい。



と、頑張っていますが、実際まだまだできていないところはあります。



『どうしたら、もっと上手く歌えるようになるんだろう。自分には何が



必要なんだろう』・・・というその質問に、こう答えました。





『歌うことが先行してしまい、音楽(メロ)をもっと、真剣に聴くこと』



だと、話しました。



『音楽を聴く・・・???』



わたしの話に少しキョトン???としていましたが、これはまさに



的確な答えだと思ってました。





ワンランク上を行くボーカリスト、歌い手、歌手と言われる人たちは、



【歌】が好きというより、【音楽】が好き!なのです。



ここに大きな違いがあるんですね。






歌うことだけに興味がある人は、【自分が上手く歌えること】が



何より大事です。





・・・なので、音楽を聴くのは、たいていが曲を覚えるためですね。



そして、ほぼ、歌ばかり聴いていている人が多いのです。





ですが、『音楽が好きと言う人』は、歌も含め演奏曲を聴いていて、



そこに感動しているはずです。。





なので、音楽を感じることが大事なのですね。



自分の演奏(歌声)がどれだけ聴き手に届くか?を最優先にします。



上手く歌うことではなく、全体のグルーブ感やノリを大事にします。



だからカッコいいし、聴き惚れてしまいます。





なので、その生徒さんにも、もっと音楽を感じること。



そのためにはもっと『本気で音楽を聴くこと』をお勧めしました。



もっと本気で惚れて演奏のひとつとして歌声を奏でて欲しい。



それは、おそらく求めていた答えとは違っていたでしょうが・・・。



これが一番の近道で、歌のクオリティーを上げるには必要不可欠



だと思っているからです。今回も、お役に立ちましたら実践ください。




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その声、地声か?喉声か?どちらか?混同してませんか!?

こんにちは、ボイストレーナーの新谷です。

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多くの方が「地声」と「喉声」をごっちゃにしていると思います。



はじめに声の使い方を教わってから歌ったわけではないし、


もし喉声だったとしてもボイストレーナーでもない限り、声の状態を


聞き分けることは難しい。・・・って思います。




しかも、いろいろ名称も様々で、人によってイメージやとらえ方も


違うので、それも混乱の原因になっていますよね。



しかし、



◆力強くはっきりとよく響く声=地声



◆ひっくり返ったような弱くて響かない声=裏声



◆聞いていて辛い声、歌ってシンドイ声=喉声



・・・と思っていませんか?



『サビで裏声になるとしっかり歌えない』と思い、ついつい力まかせの



喉声になっているのが現状です。





レッスンの生徒さんも、「高い声も地声で歌えるようになりたい」と言うの



ですが、そのほとんどが「その声、地声じゃなくて喉声ですよ〜」っていう



場合が多いんですね。



とくに高音にいくほど喉に力が入り、サビではもう苦しくて最後まで



歌うのがやっと・・・という人が多いのです。





ロック男子なら全力で張り上げて歌うのもいいのかもしれませんが、



素敵な大人のボーカルを目指しているのなら、その声の出し方を見直



していく必要がありそうですよね。。





・・・というわけで、さっそく喉声改善のために



以下の項目をチェックしてみましょう!




あなたのその声、喉声ではありませんか?



〇高音になるほど頑張って声を出している。


〇あの歌手の高い声に近づくにはこの地声を鍛えている。


〇喉声と地声の声の違いが、聞いただけではよく分からない。




〇喉声と地声の声の違いが、体感としてよくわかない。


〇『声量がなきゃ』と思っている。


〇地声で歌えることが大事。裏声にならないようにしている。




〇地声の音域を広げたい。


〇高い声も地声で出したいので力んでしまう。


〇サビで盛り上がると力が増してきて声を張り上げてしまう。




〇2〜3曲歌うと喉が痛くなる。


〇すぐ声が枯れてきて、ハスキーになってしまう。


〇力を抜くとあの高音は地声では絶対に出せないと思う。




いかがでしたでしょう?



上の項目に全く当てはまらなければ大丈夫!!



10個以上チェックした人は、喉声で歌っている可能性が大です。



とくに下の4項目をチェックした人は今すぐ改善を考えた方がいいでしょう。





全体を通して、4個以上チェックした方も、喉声で歌っていると歌う側は



もちろん聴く側もツラくなってるので、正しい発声を身につけていくと



良いでしょう。今回も参考になりましたら、実践に役立ててくださいね。





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声を意識しすぎると、声が固く『喉声』になりやすい!!

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ほとんどの人は声で歌ったり、話したりしています。


声で発声するのは当たり前と思われるかもしれません。


しかし、声を意識しすぎると、声が固く「喉声」になりやすいのです。





大抵の方は声自体が強すぎます。


そして、声で歌っている音楽は、良い音楽ではなく、「ただの声」に


なってしまいます。





そういう声は近鳴りしますが、遠鳴りしないで声は響かず通りません。


表現においては、声は響きをともなって柔らかく発声したいのです。





それでは「柔らかい声」とはどんな発声をすれば良いのでしょうか?


それは、発声を「声」から「息」にシフトしたときに得られます。


息を流しながら、そこに声をのせるイメージです。





しかし、通常は、息を流すと声が出なくなりますし、逆に、しっかり


声を出そうとすると喉や体が硬くなり締まり過ぎ息が流れなくなります。


良い息が声帯を通り抜ける感覚を身につけなくてはなりません。





柔らかく、良く響き、充実した声のためには、横隔膜を鍛え、


腹圧を高め、良い息を流し、声帯をリラックスして発声する


トレーニングが必要です。




そこで今日は。。。



1)横隔膜を鍛える。



2)安定した強い呼気を得る。



3)声帯をリラックスしながら発声につなげる。



そのトレーニングをご紹介しましょう。





◆◆横隔膜ボイス◆◆




(1)横隔膜がある辺り、おへそと一番下のあばら骨の間のお腹に


手の平を当てる




(2)顎を下げて口を開け、思い切り息を吸う。肩が上がらないように。



(3)口を閉じ、呼気の空気圧で頬と鼻の下を膨らましながら、



唇に針一本通るくらいの隙間を開け、小さな穴から空気が漏れる



ように圧をかけながら、同時に「フゥ~~~~」と小さな声で、5秒間行う。


口の前にティッシューをかざすと簡単に吹き飛ぶくらいの呼気です。


横隔膜が支えている感じを意識することで腹圧が高まります。


「フゥ~~~~」の「ゥ~~~」は音程が揺れないようにまっすぐ


ロングトーンしてください。


口のふくらみが小さくなると圧が落ちるので、常に膨らませている。


(4)息を吐き切ったら、再び口を開けて(1)から繰り返す。



息をはき切ると慌てて息を吸い込みたくなりますが、


それは我慢してゆっくりと大きく吸うこと。慌てると余分なところに


力みきます。



(5)これを10回ほど繰り返します。





※効果的に1ヶ月継続すると横隔膜が鍛えられ、息が流れ、声も響いて


通るようになります。


声帯がリラックスして発声することを覚えますので発声も楽になって


きます。





また、高い音も出やすくなっていきます。


楽なトレーニングではありませんので、少しキツいくらいが正解です。


練習では様々な音程で行うと音域が広がる効果が上がります。





どうぞ、実践していただきたいですね。ガンバ~♪~




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『お腹パンパン呼吸法』が、いい発声の秘訣でしょう!!

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今日のボイトレ呼吸法は、・・・



1)鼻から大きく息を吸い込んで「お腹」全体を大きく膨らませる。



2)その膨らみ「全体」をしぼませないようにして息を吐く。



・・・というエクササイズをやってみましょう。



みぞおちや脇腹だけでなく、おへその辺りや下腹部なども思い切り



膨らませ、それをしぼませないように息を吐くのです。



・この呼吸法で深呼吸数回おこなう。



・30秒程度息を吐き続ける×数回。



・普段の発声練習を、この呼吸法でやってみる。



など、練習メニューはお好みです。





お腹の膨らみ具合を実感しにくい場合は、ベルトなどウエストに巻いて、



それを押し返すように息を吸い、息を吐くときにもさらに押し返すように



力を入れながら息を吐いてみましょう。





慣れてくれば、猫背にならないように注意する。




あと、腹(直)筋に力入れたらお腹は固まってしまうんで、



「腹筋(腹直筋)に力を入れる」のはダメですね。



当然、胸郭(肋骨で囲まれた空間)も狭めたらダメですね。



あとはまあ、全身が力まないように注意し、たまに伸びをしたり身体を


揺らしたりして無駄な力を抜きましょう。




これ・・・やってみると、意外と脇腹や背中、そして腰や「へその下」に


スゴイ力が入りますよね。




そして、腹圧(お腹より下の空間にかかる圧力)がスゴク強くなって、



お腹パンパンになりませんでしたか?





これが、いわゆる「丹田呼吸」の状態なのです。





この呼吸にどんなメリットがあるかというと、


・強い腹圧をかけることによって、強く安定したブレスが吐ける。


・強い腹圧と横隔膜を引き下げる力の拮抗状態を作ることで、


息のコントロールが自由自在になる。


・・・という2つが上げられます。





腹式呼吸で息を深く吸ったとき、横隔膜は下まで深く下がり、



横隔膜の上の空間(胸郭)にある肺に空気が入ります。




「腹式呼吸しているのに呼吸が安定しない」


「腹式呼吸しているのに全然息が続かない」



・・・などの悩みを持っている人は、ぜひ実践してみてください。





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【かすれる】歌っていると声がかすれてしまう方には、これ!!

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声がかすれる、または、歌っていると声がかすれる。ありますよね。



歌っている時間が長すぎるか、また、何か間違っています。



わたしたちは、何も考えず、当たり前に声を出しています。



ただ、声帯というのはなかなか意識しにくく、それが無意識に声を出して



しまう理由です。




大きな声を出そうとしたり、歌うとき、強引に声を出し無理をしてしまい



声帯にストレスをかけてしまっています。




その声帯を意識して発声できるようにすると、声をコントロール出来る



ようになります。必要最小限のエネルギーで発声できるようになるので、



声がかすれることも少なくなるのです。





まず、声帯が閉じていることを意識できるようになる練習です。





◆声帯を閉鎖するための練習。



(1)口から息を吸う。
 


(2)ハァ~と息を吐く。 冷たい手を温めるときのような息。 



(3)ハァ~と息を吐きながら「ア~」の母音につなげていく。
 


ハァ~→ア~につなげる。ここで、「声帯が閉じた」と意識すること。



感覚をつかむこと。
 



(4)ア~~・・・と伸ばす。 



普段話すときくらいの声量と声質で、明るく軽い音にする。
 


(1)~(4)を10回くらいおこなう。
 


(5)これは、簡単よ・・・思われるかもしれませんが、これを意識して



続ける事が大事です。



(6)声帯が素直に閉じて発声できること、そして、それを意識できること。


ここがクリア出来ると、練習の効果が発揮しやすくなります。




確実に、上達するための練習のひとつです。また、声帯の意識が



キチンとできないといろんなことが成長しません。



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私たちは、感情を表わす時に芯のある声を出している!!

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声帯を楽器に例えると、管楽器や木管楽器のリードに相当します。



子供のオモチャでブウ~ブウ~鳴るラッパがありますが、息の吹き



込み口にある仕組みが声帯なのです。




オモチャのラッパは、誰が吹いても音がでますけど音楽は演奏


できません。



本物のラッパは初心者に音はだせませんが、プロが演奏すると


美しいメロディーを奏でてくれます。




人の声帯は、言葉を話すようにできています。早口言葉や外国語の


発音も練習で修得する事ができます。



歌う為の声帯として使用するならば、声を長く伸ばすロングトーン、


音程を安定させる声の調律、そして、口のあけ方や言葉の滑舌も


修得しなければなりません。




ロングトーンの練習は、息をいっぱい吸い込んだら、お腹に力を込めて


息を止め、息を少しずつ吐くように声を出す練習をします。




息を少なく吐きながら声を出すと、声に強弱が出てしまったり、


音程が不安定になりますが、音声を整える練習にもなります。




言葉の滑舌を改善するには、お箸を咥えて落ちないように発音すると


口の動きが矯正されます。



早口言葉も練習として効果があります。




プロ歌手とアマチュアの違いは、声に芯が有るか無いかという


事になります。



プロの歌手の声が歌詞と共に、ジ~ンと心に伝わってくるのは声に


芯があるからです。




声に芯を持たせるには、ロングトーンの練習が一番効果的です。


テーブルやディスクの前に立ち、声を出し始めたら少しずつテーブルを


持ち上げるように力を入れていきます。


お腹に力が入り声に芯ができる事を自覚できます。




仰向けに寝てロングトーンを発声しながら、両足を少しずつ上げていく



方法も効果的です。腹筋が弱っていると声に芯ができません。



お腹に力を入れるタイミングが良く判ってきます。



声に芯が有るのは、怒った時の怒鳴り声、嬉しい時の笑い声、



悲しい時の泣き声があります。



人は感情を表わす時に、芯のある声を出しているのですね。



今日もお役に立ちましたら、実践してください。ガンバ~・・・♪




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『人の目にさらして』そして『批評される』それが、上達への早道!!

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どれだけ本番の場数を踏んだか?・・・が勝マジに負の鍵でしょう?




そして、厳しい聴衆を前にして本番に



臨んだ回数がどれだけ多いか、で上達スピードに差がつきます。




◆例えばコンクール




賛否両論ありますが、コンクールで辛口の聴衆を目の前に演奏し、



そこで受賞することで、より厳しい聴衆の洗礼を受けて磨かれる。



受賞をかけ、エントリーする。それが一流になっていくものなのです。




練習室で一人で勉強しているだけでは、どんなに長時間マジメに練習



したからと言って、決して上達のスピードは上がるものではないのです。





誰しも、失敗したり、人から厳しい評価を下されたりして、嫌な思いを



したくないのです。




言うなら、恥をかきたくないというのが人情というものです。



ある程度のところまで出来たら「人の目にさらしてしまう」そして



「批評される」こと、そして「お客さんはどう感じたか」を知り、



「どこが良くなかったか」、「どうすればもっと良くなるか」、を考えながら



改善していくことが大事なのです。




どんなところでもなかなか受け入れられない考え方ですが、この方法


でPDCAを回し続けることが、上達への最速の道になると思うのです。



賛否両論のあるところですが、あなたの場合は、いかがでしょうか?





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伝わる歌を歌いたい人は、『メラビアンの法則』を学べ!!

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伝わる歌・・・歌いたいですよね。



あなたの歌でリスナーが感動してくれたら、



歌い手としては最高です。





しかし、もちろんそれは簡単ではありません。


そのために日々練習に励んでいる!


ということだと思います。





・・・が・・・しかし、意外な法則があるんです。





最も本質的、効果的な伝え方。




それは、『メラビアンの法則』




これは、人は会話において、



・どういう基準でその内容を捉えているか?



・どんな情報に影響されどう伝わっているか?



について、心理学者のメラビアンが研究し実践した結果を数値化



したものです。ビジネススキルの代表です。
             



それは、




★7%が言葉。




つまり話の内容、会話の中身、話している事柄。





★38%が声のトーン。




これは耳から入る印象です。声のトーン、大きさ、速さ。




★55%がビジュアル。




視覚から入る情報です。見た目、表情、しぐさ、視線。




ほ~~・・・なるほど。確かに納得しますよね。




それでは、これをヒントに、



歌に置き換えてみましょう。




★7%・・・歌詞、詞の内容。




★38%・・・声の感じや歌の上手さ。声のトーン、大きさ、速さ、口調。




★55% 表情や体の動き、立ち居振る舞い。見た目、しぐさ、視線。





まぁ・・・言っても、歌なので、歌詞や歌声、歌い方は大きなウエイトを



占めるとは思いますが、視覚からの情報が大きいってことですよね。



伝えるための優先順位として、とっても参考になりますよね。



つまり、



悲しいフレーズは、せつな気に。



明るいメッセージは元気に明るく。



パワフルなフレーズは力強い目力で。




そうするとより、あなたの歌が、より聴き手に伝わるということです。



あたりまえのことですが、



あなたはこの法則を有効活用できていますか?



もちろん、気持ちが伴っていないとできないし、


それをイメージできていないと



そういう表情にはなりませんよね。



ときどき、気持ちはあるんだけど、固まってしまう場合もあります。



不機嫌そうな顔で楽しい歌を歌ってしまったり。



でも、それでは、せっかくの歌が伝わりません。



より伝えるには、歌詞だけではなく、



声だけでもなく、歌の表現力だけでもなく、



それに、ビジュアルが加わることが重要ということですね。



~追記・解説~



メラビアンの法則とは?




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人がコミュニケーションを取るときには、その話の内容だけでなく、


表情やしぐさ、声のトーンや大きさなどからも情報を得ています。



その中で重要視されるのは何か?という研究をしたのが、アメリカの



心理学者アルバート・メラビアン。メラビアンが提唱したのが「メラビアンの



法則」です。




それによると、人がコミュニケーションで重視する割合は、「見た目/表情/



しぐさ/視線など」の視覚情報が55% 、「声のトーン/速さ/声の大きさ/



口調など」の聴覚情報が38%、「話の内容など」の言語情報が7%だと



言われています。



視覚情報(Visual: 55%):見た目・表情・しぐさ・視線など。



聴覚情報(Vocal:38%):声のトーン・速さ・大きさ・口調など。



言語情報(Verbal:7%):話の内容など 。




〇メラビアンの法則、人の気持ちに関わることですが、わたしたちの、


歌は、人の気持ちに語りかけるのです。歌いかけるのです。



いかがでしたか、参考になりましたら、すぐ実践に生かせてくださいね。




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自己紹介

健

Author:健
はじめまして、和歌山県在住のボイストレーナーの新谷健です。ボイストレーニングを20年近くやってきました。失敗あり、成功あり、喜びありの波乱万丈の日々でした。

家族を亡くし、エンディングを想いしらされた体験から、終活ライフ相談員を目指しました。

ボイトレや終活ライフや相談員までの私生活、是好日です。 

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