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ボイトレの効果が出る人と出ない人の違いは?

こんにちは、ボイストレーナーの新谷です。

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習慣的な行動ができますか?



私が思うのに、ボイトレの効果が出る人の大前提は



『自主練習』をしていることです。



歌は身体が楽器です。



その身体を書き換えて行くのは習慣ですよね。



細かい身体の動きを整えて行くための習慣は




1ヶ月に一度や二度のレッスンを するくらいでは変わりません。



私たちは、きっかけを与えるだけで精一杯なのです。



声を出す、歌う、ということは



「こういう声を出したい、こう歌いたい」



という意識を脳がキャッチし、



脳は各パーツにその指令を出し、



然るべき神経回路を通って



身体の細部へと伝達されて、



外にアウトプットつまり、発声がされることなのですね。




ボイトレというのは、その神経回路を



間違えていたら正しい神経回路に繋げる、



全く通ってなかったら新しく回路を通す、



正しい回路になったら、それを更に強固に太くする




適当ではない回路も通っていたらそこはオフにする



それを突き詰めることじゃないかと。考えています。




ある程度の期間をもって効果をだすためには、



月1回や2回くらい神経回路を通した



程度では変わらないのです。



自分での 週何回かの習慣的な行動が必要なのです。




ボイトレの効果が出る人と出ない人の違いは?というと、



『習慣的な行動ができるか?または、できないか?』ですね。






つまり、自分で、復習ができて次回までのレッスンまで、できるように



成れるか?それがないと、何年やっていても伸びないんですよ。





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『もっと飛ばして・・・!!』と言われても・・・でも、見えないから頭をひねってしまう!!

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飛ぶイメージと言われても・・・?





ボイトレのときは、わかりにくい身体の動きをイメージで伝えることが



どうしても増えてしまうのですね。
 



「もっと、後まで飛ばして・・・」




「頭の上に引っ張るように・・・」




「目をカッと見開いて・・・」




「お腹から声を出すように・・・」




「首の後ろに回すように・・・」



「お尻の穴を閉めるように・・・」
 


あとは、頭やお腹の周りで手をかざしながら「こうするのです・・・」



などと、いろんな表現があるボイトレです。




実際に、私もつい、使って表現していますから。




「どうしてそうなのか?」というその根拠が説明できれば大丈夫ですが、




質問しても「なんとなくイメージで・・・」といわれることが多いのですね。





私も、たくさんの方からいろんなことを教えてもらったのは良かったの



ですが、何度も頭をひねってしまうことがたびたびありましたね。
 



もちろん、何も考えず素直に言われるままにやる方が上手くいくことも




ありました。





これらの表現も、見えないところを教えなくてはならない苦肉の策だと



思いますね。





ただ、「どうしてそうなるのか?」ということがわかってやっていたほうが



自分で練習しやすいし、教えてもらった後もレベルアップしやすいのでは



ないでしょうか。





私は教える立場としては、できるだけ具体的に説明するように心がける



ようにしたいと思っていますけど。




そのような教え方をされたときは、「どういうことですか?」



と突っ込んで質問してみてください。





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音楽を聴きながら運動できない脳!!

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わたしは、ボイトレ以外あまり運動習慣が少ないほうですね。



ものぐさな面倒くさがりな性格のせいかもしれません。



そして、どちらかというと、家にいるのが好きです。




よく考えると、運動を続けようと思って続かないというのは、



運動が労働になってしまっているからなのかもしれません。




他に楽しみを組み合わせると、身体を動かそうという気になりやすい



のだと思いますが。




よく、イヤホンをしながら走っている人の姿を見かけますけれども、



きっと好きな音楽を聴いて楽しみながら走っているのでしょうね。




私は、運動をするときに音楽を聴くことはできません。



つい音楽のほうに気をとられてしまって身体が動かなくなるからです。



歩きながら音楽を聴いていると、つい立ち止まって音楽に集中して



しまい目的地にたどり着かないので、外では聴かないようにしました。




食事のときもそうです。聴かないようにしました。



意味なくテレビを流しているのは耐えられません。




わたしは、やはり静かなところで修行のように運動に集中するほうが



いいのかもしれませんね。




お店でBGMをやたら大きくかけているのは、耳ざわりで仕方のない



と思ってしまうのですね。





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声を響かせるためには口を開けない方がよく響く!!

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歌を歌うとき、先生に「口を大きく開けて」と言われますよね。



例外なく、私もずっとそうするものだと思ってきました。
 


しかし、ボイトレを始めて「口をあまり開けないで歌うように」と教えられた



ときは正直、驚きました。
 




一生懸命に大口を開けて歌っていたのに、ある日いきなり
 


「口を開けすぎて響きを無くしている」



「これからはあまり口を開けないで歌うようにして」
 


と言われたのです。
 


実は、あまり口を開けないほうがよく響くのです。

 


声を仕事にされる人達は、ハミングで鼻より上の響きをトレーニング



していくと、声が響くようになっていきます。





その響きを逃さないようにするには、口をあまり開けないで発声した



方がかえって良い共鳴が得られるのです。




つまり、鼻より上の響き得ることで、口を開けなくても開けているのと



同じ効果が出る。




しかも、そのほうが響きが集まりやすく、質の良い響きになり、



より遠くまで響きが届きます。
 



懸命に開けすぎているとせっかく上に上がってきている良い響きが、



分散してしまうのです。
 




声楽家でも確かに、あまり口を開けていないことがわかります。



ほとんど「おちょぼ口」のようにして歌っている人すらいます。
 

 

口はハキハキと大きく動いていないのに、低音で良く響き、しかも滑舌良く、



きれいに発音されるタレントさんを見ます。
 



この種の人達の口の開け方のコツとしては、できるだけ「オ」の口を



維持しながら発声していることです。





これは、歌にも応用できます。口の大きさを制限しながら、ハミングでの



響きを意識してみて行なってみてください。





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楽譜が読めるから、歌が下手っぽくなる!?音と音の間を読め!!

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これは、ほとんどの人に言えることなのですが、いくら音を正確に



歌えていたとしても、なぜか、下手っぽく聴こえる人に出会います。



それは、楽譜が読めて歌っている場合ですね。





じつは、楽譜を読めることが、マイナスになってしまうことがあります。




私が歌のレッスンに行った時、先生から言われたことがあります。



「前から言おうと思ってたんだけど、音で歌ってる?」



「ハイ?」



「歌が悪すぎるよ」



「その理由は、音が読めすぎて、音で歌ってしまうから・・・」



だと、先生からのご指摘であったのです。




でも、「ド・レ・ミ・・・」で正確に歌うことも能力としては必要です。



音は、正確ですが、音ばかりが気になってしまって、音と音の間を



歌い込めなくなってしまうのです。





しかし、じつは、音楽を聴く私たちは、この「音と音の間」で感動して



いるのですね。行間というモノになるのですが、間ですよ。





楽譜が読めないことで有名だった、美空ひばりさんは、



この「音と音の間」で感動させてくれる名人だったのです。



意外なお話しですが、下手っぽい歌には、こんなことがあるのかも?





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ボイトレでは、腹式呼吸はやればやるほどダメになる!?

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ボイトレでは、腹式呼吸はやればやるほどダメになる!?



テレビを見ていると、サービス系のお仕事の研修場面が映されていた。



ちょうど、発声トレーニングをしていたのですが、お約束のように。



「息を吸って〜・・・お腹をふくらまして〜・・・息をはいて~・・・



お腹をへこませて〜・・・」を行っていました。




腹式呼吸法としては悪くないのですが、この方法では良い声は出る



ようにはなりません。



良い声を出そうと思ったら、お腹は凹ましてはいけません。



つねに、凹まさずに張りっぱなしなのです



他にも、腹筋運動をして頑張ったり、うるさく聞こえるように思い切り声を



張り上げたりするようなトレーニングも、声帯に力みがいってしまい、



良くありませんね。





声帯とは、なかなか思い通りに動いてくれない場所です。



だから,無意識に行った間違った方法からなかなか抜けられないのです。



やればやるほど声帯に悪い癖がついてダメになります。



声帯は非常にデリケートですので、無理矢理大声を出したりすれば、



すぐに疲労しますし、聞いているほうからすると、実際うるさい声だけで



良い結果につながりません。





横隔膜という肺の下にある呼吸をつかさどる筋肉だけが頑張るのであって、



他はすべてリラックスさせたいのです。



それをするには、力を入れずに自然にまっすぐに立って、丹田を張るだけ。



わたしたちは「リラックスして!!」と言われても、本当にリラックスさせる



ことは大変難しいのです。




ただ、この丹田を張るようにすると、横隔膜が使いやすくなり、



身体の他の部分がリラックスやすくなります。





例えばここに、


お皿の上にプリンが乗っていてプルプルとしています。



丹田はお皿で、身体はプリンになっているイメージです。



わたしも以前は、古い発声方法を習っていました。



これが良いとばかりに、ひたすら信じてやっていたのですが、



後になって悪い癖をとるのに長い時間かかってしまったのです。





※丹田=下腹、おへその下、7~9cmあたり。



この方法を行って、力まず丹田を張る感覚を覚えてくださいね。



1)壁に背中をつけて立つ。(座っての場合は、背もたれに背中をつけて。



2)顎を下げて口を開ける。肩を上げずに、下腹を張りながら「はあ~」と



大きく息を吸う。わかりにくい場合、軽く丹田を軽く押してもらい、それを



張り返すつもりで行う。

 


 
3)そのまま息を5秒とめる。丹田は張ったまま。



4)丹田を張ったまま「はあ~っ」と一気に息を吐く。

 
 
5)2)~4)を何回か繰り返す。出来るだけ丹田は「パン」と張った状態を



維持するように。





参考になりましたら、今日から実践でやってみてください。





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腹式発声のコツとは!?丹田との関係!!

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あるサッカー選手のお話しですが、丹田という場所をハリながら息を



吐きシュートの練習をしていました。




そうすると



「これ、サッカーのシュートを打つときと同じです。」



「シュートを打つときは、下腹をはる。内臓をはることを、子ども達の


サッカー教室でも教えています。それは、リラックスしながら力が



発揮できるからです。



なるほど、ボイトレと同じだったのですね。



妙に納得してしまいましたね。





つまり、何かをすると、変なところに力みがきてしまいます。



でも、丹田をはることで、インナーマッスルを使えるようになり、



余分な力がぬけて、パワーが発揮できるのです。



声を出すときも同じです。




丹田をはることで、横隔膜が使いやすくなり、のどに力みが



なくなるのです。





酒屋のお兄さんが、腰の低い位置でしっかりと前掛けを



しばっています。




あれは、重い酒瓶を運ぶときに、腹に力が入りやすくしているのだ



そうです。




引っ越し屋さんでもそうですが、重い荷物を運ぶとき、息をはきながら



「ふんっ!」と持ち上げますが、お腹はへこんでいませんね。





わたしは、最初、なかなか丹田をはりながら発声することが



できませんでした。



そこで、腰痛ベルトをぎゅーっとまきながら練習しました。



ベルトの圧力を押し返すように下腹をはって発声することで、



声がよくなるのです。




息を吸うときも、なるべく大きく身体いっぱいにとりこむように



吸うようにします。



今でも腰痛ベルトをしながら練習していますよ。



昨日の記事の続きですが、腹式発声のコツがここにあるのです。





みなさまも、一度、実践でやってみてくださいね。





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自己紹介

健

Author:健
はじめまして、和歌山県在住のボイストレーナーの新谷健です。ボイストレーニングを20年近くやってきました。失敗あり、成功あり、喜びありの波乱万丈の日々でした。

家族を亡くし、エンディングを想いしらされた体験から、終活ライフ相談員を目指しました。

ボイトレや終活ライフや相談員までの私生活、是好日です。 

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