fc2ブログ

首がガチガチじゃ、それゃ~いい声が出せないよ!!

ご視聴いただきありがとうございます。


ボイストレーナーの新谷です。




今日は、雨降りのお天気ですね^^^




neck201205_ttl-pc.jpg




首がガチガチになる人の対策は、いかがなものか?



・・・を話していきます。



わたしも今まで、たくさんの



『喉を開け』ということ。。。



『舌を下げろ』ということ。。。



を聞いてきましたが、



正しくは、喉仏の位置が変わり自然な響きが失われることがある。



舌が必要以上に硬くなるということがある。




たしかに、『喉を開け』とほとんどの指導者は教えているが、



舌の位置、喉仏の関連は曖昧なものになっているのが事実。



先日も、前記のように『やってみて・・・』と様子を見ていた。



開いているような、急に『声楽家』っぽい『ウオ~っ』となる。



思わず、悪かったけど『え~っ!それなに?』と笑ってしまった。




『でも、言うようにやってます!』と言われちゃって・・・ごめんすみません。



『笑わないでくださいよ!!マジメにやってますけど!!…』である。



よ~く口~喉~首まで、観察すると、ここだ!!と気がついた。



わたしも、生徒のころは、”声楽家のモノマネ”でやってしまった



と思いだした。最初は、みなさんが同じ道を通るんだよ。



低く。太く。大きく。不自然な。・・・響きのない。




それは、喉を開く行動と舌を下げる行動と意識が、反発し



舌根の強靭な筋肉と戦っているからであった。



舌を下げるが舌の根はガチガチの状態であるからと感じた。




首に触れると、柔らかさがなくなっていた。




横に広がり、筋だっているから、こりゃ~ダメ!!だった。



そのまんま、歌うと段々と『かすれ』や『反転』となってしまった。



終わってからの、自己反省では、喉は広く開き、舌は下がり?





そればかりに、過剰な意識が行って強くなりすぎ、せっかくの



開いた空間を、また、狭めるように舌の中間が上がろうとした。



それが、舌の自由を失いガチガチに首を固めたようで。



また、喉仏(甲状軟骨)を硬めてしまったんです。




たしかに、反省とすれば、



・喉を開くこと。



・舌を下げること。



・舌根をリラックスさせること。



・無理やりさげようとすれば、首がガチガチとなる。



いきなりの喉の開く。舌を下げるは出来ないのでした。



舌根をほぐすことと脱力から入ることだった。



当然ですが、首周りの筋肉のほぐしやストレッチはやりましょうね。



失敗は成功のもととして反省したんです!!



今日のお話は、昨日の記事にも通じますので。。。




いつも、ガンバルあなたを応援していますね。



白ねこちゃん。ポチお願いします。

ブログランキング・にほんブログ村へ





関連記事

力み解消は、ワニ顎がベストだ!!

ボイストレーナーの新谷です。



ご視聴いただきありがとうございます。






おはようございます。寒さも緩やかでごきげんな私です。^^^



じつは、上あごに力が入ってしまう人が多い!!



舌の根っこに力が入ってしまう人が多い!!



あごの開き方が不安定な人が多い!!




illustrain02-hatyuruiryoseirui14.png

ワニのアゴ


これらを解消してやる方法があります。それは、



上あごだけ動かすというよりは、下あごはフリーにしておいて、



頬骨や口角を吊り上げるような感じで動かして歌うこと。



下あごは下がってもいいが、下げて固定してしまったりしては



いけない。



下げて固定してはいけないからと言って、定位置で固定してしまっても



いけません。




下あごを突き出してしまってもいけません。



要するにフリーにして、自由におく感じで。




だいいち、下あごを下げなければ人は骨格上、



口は開けられないので、下がりはします。




練習では、下あごをソット手で押さえてみてください。



ちょうど、ワニがパクンと大きな口を開ける時を思い出してください。



鏡を見ながらの練習をくり返すことです。




いつも、ガンバルあなたを応援していますね。



白ねこちゃん。ポチお願いします。

ブログランキング・にほんブログ村へ


関連記事

伸びる人と伸びない人の違いは何か??

ご視聴いただきありがとうございます。


ボイストレーナーの新谷です。





あなたは、習慣的な行動ができますか?



私が思うのに、ボイトレの効果が出る人の大前提は




はじめは人が習慣を・・・


『自主練習』をしていることだと断言する。




いつも話すけど、歌は身体が楽器である。




その身体を書き換えて行くのは習慣である。



細かい身体の動きを整えて行くための習慣は




1か月に1度や2度のレッスンを するくらいでは変わらない。



わたしは、きっかけを与えるだけで精一杯なのだ。



声を出す、歌う、ということは



「こういう声を出したい、こう歌いたい」



という意識を脳がキャッチし、



脳は各パーツにその指令を出し、



然るべき神経回路を通って



身体の細部へと伝達されて、



外にアウトプットつまり、発声がされることなのだ。




ボイトレというのは、その神経回路を



間違えていたら正しい神経回路に繋げる、



全く通ってなかったら新しく回路を通す、



正しい回路になったら、それを更に強固に太くする




適当ではない回路も通っていたらそこはオフにする



それを突き詰めることじゃないかと、考える。




ある程度の期間をもって効果をだすためには、



1か月に1回や2回くらい神経回路を通した



程度では変わらない。



あなた自身での 週何回かの習慣的な行動が必要なのだ。




ボイトレの効果が出る人と出ない人の違いは?というと、



『習慣的な行動ができるか?』ということである。





つまり、自分で、復習ができて次回までのレッスンまで、できるように



成れるか?それがないと、何年やっていても伸びないんだよ。





いつも、ガンバルあなたを応援していますね。



白ねこちゃん。ポチお願いします。

ブログランキング・にほんブログ村へ



関連記事

私たちは『メリハリ』がないと聴きたくない歌になるんだ!!

ご視聴いただきありがとうございます。


ボイストレーナーの新谷です。





昨日は、市民会館に傍聴者として伺った次第である。



ひとつ、感想を述べてみたい。



歌が上手い人って居ますよね?



その最たる存在が「歌手」ですが、



アマの人でも歌が上手い人はたくさんいる。



それらの人には、どうして歌が上手い人は、



歌が上手く聞こえるんだろうか?



実はそれは、



ある「歌い方」をしているからって知ってますか?



そこで、今日は、



歌が上手い人の歌い方を紹介します。



歌い方のテクニックさえ覚えれば、



あなたも歌が上手くなること間違いないはずである。



しかも、そのテクニックは、



これも簡単なことである。




img1_2019022515010382a.jpg



○声に極端にメリハリをつけること。




歌を歌う時声の声量はとても大事。



声量が大きければ大きい程、歌は上手に聴こえる。



メリハリの差が大きいほど上手く聴こえる。



声量が上がれば歌唱力も上達すると思え。



歌にはそこそこ自信がある。 だけど、自分で思っているよりも



周りの反応が良くないな?・・・ それはあなたの..メリハリかも?.



ですが・・・いくら声量が大きくても、



声の大きさが一定だと声量が大きくは感じないし、上手く聴こえない。



むしろ、うるさいだけである。



歌を歌う時は声の強弱を意識してみて極端に変えることだ。



声にメリハリをつける事が出来れば、



聴き手は、更に声量がアップした様に感じる。



また、聴いている人も声に聞き入りやすくなります。



自分の声量が大きいと感じる人は、



声のメリハリを意識すれば、



かなり歌が上手になるはず。




ひ弱で、何を歌ってるか?わかんない歌・・・



やかましくてうるさいと思える歌・・・



どちらかになってしまいませんか?



これが、最大のコツであり、秘訣であると言える。





いつも、ガンバルあなたを応援していますね。



白ねこちゃん。ポチお願いします。

ブログランキング・にほんブログ村へ



関連記事

声は人なり!!言葉は魂なり!!

ご視聴いただきありがとうございます。


ボイストレーナーの新谷です。




おはようございます。これから、市民会館に行ってきます^^^^。




言葉は心を写す。
 


・一つの言葉で喧嘩して



・ 一つの言葉で仲直り
 


・一つの言葉で頭がさがり
 


・一つの言葉で笑いあい
 


・一つの言葉で泣かされる
    


 中国のある僧侶の言葉



 
声というのはその人の人となりなどが表れてしまう。



つまり嘘やごまかしがきかないということだ。



声だけの司会では「心を磨けよ」とよく言われた。



この「声は人なり」とは私の人生のテーマであり、



ボイストレーナーを志したきっかけでもある。



 仕事で人に会うときもどんな気持ちを持って相手と接するかが



重要である。



心にあることが形になって現れる、つまり心が現実になることを



学んだおかげで人生が大転換しました。



恩師先生が私の短い朗読を聞くだけでその人の性格などを



的確に言い当て、とても不思議に思った。



「自分がやりたいのはこれや」と心底思い、それからである。
 


「この世に必要の無い人は生まれて来ない。全ての出会いに



意味の無い事はない。」と言うことである。




母から不平不満を言われ生むんじゃなかったとまで言われ、



私の人生って無意味だとさえ思っていたこともあった。




この教えは涙が出るほど嬉しかった。



また、「試練は越えるためにくる」と教えていただいた。



そして、その試練は超えられないものはやってこないということ。



しかし現状のままではだめで自分を変えていく必要がある。



 相手を変えることは容易ではないが、自分を変えていく事が



大切になってくる。
 



それからの私は、出会う人すべてが愛しい存在になった。



言葉は「言霊」真実を伝えることから、そのためには自分の心も



磨かなくていけないと思える日々是好日であろう。




いつも、あなたを応援していますね。^^^



白ねこちゃん。ポチお願いします。

ブログランキング・にほんブログ村へ


関連記事

『あくび』で滑らかな響きのある声になれる!!

ご視聴いただきありがとうございます。


ボイストレーナーの新谷です。




おはようございます。今朝は、くもりやね。




あくびがいいと聞いたことがありますか?



誰もが、オペラ歌手と呼ばれる人の歌声を聞いたことがある。



彼らの声はとても柔らかく、響きが豊かで、多くの人が「いい声」と感じる。



本物のオペラ歌手と同じように歌えなくても、その声の良さを少しでも



取り入れることができれば、自分の歌のレベルをもう一段階あげられる



と考える。




まず、オペラ歌手はのどを開き力を抜いて発声する。



力を入れると筋肉が固くなり、響かなくなるためキンキンとした



聴きづらい声になってしまう。




49.jpg

そして、喉の力を抜いた発声法に近いのが、”あくび”。




あくびをするときは、だれでも口を奥から大きく開いて力が良い具合に



抜けている。そういえば、あくびの時の声っていつもの声よりも豊かに



響く気がする。



練習にはこの”あくび”を使う。



あくびをする時、のどや口の奥のほうの使い方を覚える。



そして、あくびをしないで近い状態を作る。



具体的には、口の奥や鼻とつながっているあたりを開くように。



声帯があるあたりや首には力を入れないようにする。



これが、実はむずかしいと言われるところ。



その状態で声を出してみて、普段よりも響く声が出ていれば大成功。



もし、わかりにくければ、あくびをしながら声を出してみるのもコツを



つかみやすい方法。



最初はなかなかできないが、少しずつでも練習することで、



知らないうちに声が良くなっていく。



焦らないでコツコツと練習をやってみましょう。





いつも、ガンバルあなたを応援していますね。



白ねこちゃん。ポチお願いします。

ブログランキング・にほんブログ村へ



関連記事

ボイストレーナーによって変わる指導法!!

ご視聴いただきありがとうございます。


ボイストレーナーの新谷です。




ボイストレーナーによって違う指導法を話してみます。




1)喉頭を中心としたコントロールする喉頭筋群のボイトレ




2)呼吸を中心としたブレスコントロールする呼吸筋群のボイトレ





トレーナーによって1と2の重点の違いでレッスンの内容の差が



生じる。





1)の喉頭派は、とても呼吸の事が曖昧。  




たとえば、腹式呼吸の説明も
 


「腹式呼吸は、寝ている時に行っている一番自然な呼吸法」
 


「自然な腹式呼吸」ができていれば特に問題はありません



「発声のための声帯にゆっくりと息を供給する腹筋の柔らかい動き」
  



とか・・・このような扱いの話しをしている。 



じつは、自然な睡眠時の腹式呼吸と発声の腹式呼吸とをはき



違えている。






2)の呼吸派は、身体と深い息と身体づくりから入る。
 



最初に息吐きを中心としたトレーニング。
 


喉は、無くても息から声を出す感覚にする。
 


腹式呼吸も体幹部、股関節まで及ぶ「息支え」の感覚や技術から
 


喉の自由度(開く)喉頭筋へと進む。




shutterstock_397574752-650x401.jpg

この立場の違いは、
 


アメリカ式の発声法の指導者は、1)の立場をとっているようだ。



欧米人と違い日本人の浅い呼吸・日本語の制約など

 

日本人の特性からの指導者は、2)立場をとっている。
 
 

私は、2)の提唱者として呼吸・息を大切に考える。



呼吸が100%を占めると思って呼吸派の存在。



欧米人は、すでに深い息なのです。共鳴の高い発声者が多いのだ。



日本人は、胸式の浅い息が日常生活の大半である。
 


欧米人は、既に、喉に力が入りにくい発音をしている。



日本人は、喉に力が入り易い日常の発音をしている。

        
 


個人の差にもよると思いますが、喉を力むクセのない人は



1)からでも いいのかと思うが、




また、 今はマイクの性能も良くパワーもさほど求められない。


ガンガンと大きな声を張り上げることも、いかにも引いてしまう。



ただ カラオケ愛好者で喉に力の入り易い人は、



2)から喉に代わる支え感・息支えの感覚が必要だと思う。




腹式呼吸は、決して「強い息」を作るために支えるのではない。



むしろ、胸部のリラックスと呼吸を体幹にわずかな力の合わせで担わせ



呼吸と喉の反応を良くするためと考える。



わたしは、声を鳴らすことから始めません、息を整えコントロール



することから、わたしたち日本人は、馴染んでいくことが、




胸式呼吸から腹式呼吸に、さらには、腹式発声につながると信じて



呼吸や息のテーマが多いということをご納得ください。




いつも、ガンバルあなたを応援していますね。



白ねこちゃん。ポチお願いします。

ブログランキング・にほんブログ村へ


関連記事

ブレスは、吸うことから吐くことに改革!!

ご視聴いただきありがとうございます。


ボイストレーナーの新谷です。





今日は、所用にて終日出ますが、短めに書いています。



吐く方に増やすこと。(吐く事で吸える)



むしろ肺活量は吐く方に特化し増やした方が良い。



肺活量が多い=どれだけ吸えるか、と考えている人も多いかと思いますが、



むしろ、どれだけ吐けるかが大事だと思う。



ラジオ体操の深呼吸でも書いたが、あれに吐き出す動作は含まれて



いない。ただ吐き息を捨ててるだけだ。



深く吐ければそれだけ長く吐き続けられる。



もし少ししかブレスが取れなくても肺の中の空気をギリギリまで



吐き出せれば長く声を出すことができる。



少ない息でも高音を出せるようになる。




それに加え、たくさん吸う能力も備わっているなら吸う方と吐く方の



両方の息を有効活用する事ができる。



空気を吐けば吐くほど肺の中は陰圧により、たくさん吸えるようになる。




ブレスのポイントを挙げておきます。



1.適切な箇所で息継ぎをしているか?



2.曲のリズム(タイミング)に合わせているか?



3.ブレスの長さ(大きい・小さい) は適切か?



4.息継ぎ(空気を吸う)のスピードはテンポ(曲調)に合っているか?



5.スムーズに肺に空気を入れられているか?足りているか?




もし、ここにお心当りだとすればブレスを根底からやり直しだよ。





いつも、ガンバルあなたを応援していますね。



白ねこちゃん。ポチお願いします。

ブログランキング・にほんブログ村へ


関連記事
自己紹介

健

Author:健
はじめまして、和歌山県在住のボイストレーナーの新谷健です。ボイストレーニングを20年近くやってきました。失敗あり、成功あり、喜びありの波乱万丈の日々でした。

家族を亡くし、エンディングを想いしらされた体験から、終活ライフ相談員を目指しました。

ボイトレや終活ライフや相談員までの私生活、是好日です。 

ブログ村ランキング
1週間の最新ブログ
相互リンク
今月カレンダー
01 | 2019/02 | 03
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 - -
月別更新