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「恥をかきたくない深層心理」が上達のジャマをしている!!

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ボイストレーナーの新谷です。





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うわ~恥ずかしい~よ



誰しも、スピード感を持って上達したい、という思いはある。



しかし、なかなか思うとおりにいかないというのが現実だ。



プロでは、どれだけ本番の場数を踏んだか、そして、厳しい聴衆を



前にして本番に臨んだ回数がどれだけ多いか、で上達スピードに差が



つくという話である。





例えばコンクールやコンテストであるが。



賛否両論あるが、コンクールで辛口の聴衆を目の前にし、エントリー



そこで受賞することで、より厳しい聴衆の洗礼を受けて磨かれる。





練習室で一人で勉強しているだけでは、どんなに長時間マジメに



練習したと言って、決して上達のスピードは上がるものではない。



誰しも、失敗したり、人から厳しい評価を下されたり、嫌な思いをしたく



ないのです。恥をかきたくないのが人情です。



人前に立ち、厳しい洗礼を受けることは、何百の練習よりは



尊いものであるはずだ。





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週何回かの習慣的な行動が必要!!


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ボイストレーナーの新谷です。






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習慣的な行動ができるか?



わたしが思うに、ボイトレの効果が出る人の大前提は



『自主練習』をしていることだ。



歌は身体が楽器である。



その身体を書き換えて行くのは習慣である。



細かい身体の動きを整えて行くための習慣は




1ヶ月に一度や二度のレッスンを するくらいでは変わらない。



私たちトレーナーは、きっかけを与えるだけで精一杯なのだ。




声を出す、歌う、ということは



「こういう声を出したい、こう歌いたい」



という意識を脳がキャッチし、



脳は各パーツにその指令を出し、



然るべき神経回路を通って



身体の細部へと伝達されて、



外にアウトプットつまり、発声がされることなのである。





ボイトレというのは、その神経回路を



間違えていたら正しい神経回路に繋げる、



全く通ってなかったら新しく回路を通す、



正しい回路になったら、それを更に強固に太くする




適当ではない回路も通っていたらそこはオフにする



それを突き詰めることじゃないかと、考えている。





ある程度の期間をもって効果をだすためには、



月1回や2回くらい神経回路を通した



程度では変わらないということだ。




自分での 週何回かの習慣的な行動が必要なのだ。




ボイトレの効果が出る人と出ない人の違いは?というと、



『習慣的な行動ができるか?または、できないか?』であり。






つまり、自分で、復習ができて次回までのレッスンまで、できるように



成れるか?それがないと、何年やっていても伸びないことになる。





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「どういうことですか?」と聞く勇気を持て!!


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ボイストレーナーの新谷です。





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飛ぶイメージと言われて・・・?



ボイトレでは、わかりにくい身体の動きをイメージで伝えることが



どうしても増えてしまうことがある。
 


「もっと、後まで飛ばして・・・」




「頭の上に引っ張るように・・・」




「目をカッと見開いて・・・」




「お腹から声を出すように・・・」




「首の後ろに回すように・・・」



「お尻の穴を閉めるように・・・」
 


あとは、頭やお腹の周りで手をかざしながら「こうするのです・・・」



などと、いろんなボイトレがある。




実際に、つい、使っているから。




「どうしてそうなのか?」というその根拠が説明できれば大丈夫だが、




質問しても「なんとなくイメージで・・・」といわれることが多い。





私も、たくさんの方からいろんなことを教えてもらったのは良かった



が、何度も頭をひねってしまうことがたびたびあった。
 



もちろん、何も考えず素直に言われるままにやる方が上手くいくことも




あった。





これらの表現も、見えないところを教えなくてはならない苦肉の策だと



思う。





ただ、「どうしてそうなるのか?」ということがわかってやっていたほうが



自分で練習しやすいし、教えてもらった後もレベルアップしやすいのでは



ないだろうか。





私は教える立場としては、できるだけ具体的に説明するように心がける



ようにしたいと思っているけど。




そのような教え方をされたときは、「どういうことですか?」



と突っ込んで質問してみてほしい。




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耳ざわりで仕方のないと思うこと!!


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ボイストレーナーの新谷です。





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わたしは、ボイトレ以外あまり運動習慣が少ないほうだ。



ものぐさな面倒くさがりな性格のせいかもしれないが。



そして、どちらかというと、家にいるのが好きだ。




よく考えると、運動を続けようと思って続かないというのは、



運動が労働になってしまっているからなのかもしれない。





他に楽しみを組み合わせると、身体を動かそうという気になりやすい



のだと思う。




よく、イヤホンをしながら走っている人の姿を見かけるけども、



きっと好きな音楽を聴いて楽しみながら走っているのだろうか。




私は、運動をするときに音楽を聴くことはできない。



つい音楽のほうに気をとられてしまって身体が動かなくなるから。



歩きながら音楽を聴いている人を見ると、音楽に集中しているのか?



と思ってしまい目的地にたどり着かないのじゃないだろうか。




余計な心配だろうか?食事のときもそうだ。聴かないようにしている。



意味なくテレビを流しているのは、どうも耐えられない。




わたしは、やはり静かなところで修行のように運動に集中するほうが



いいのかもしれない。




お店でBGMをやたら大きくかけているのも、耳ざわりで仕方のない



と思ってしまう。




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口を大きく開けて!!


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ボイストレーナーの新谷です。






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歌を歌うとき、先生に「口を大きく開けて」と言われますよね。



例外なく、私もずっとそうするものだと思ってきました。
 


しかし、ボイトレを始めて「口をあまり開けないで歌うように」と教えられた



ときは正直、驚きました。
 




一生懸命に大口を開けて歌っていたのに、ある日いきなり
 


「口を開けすぎて響きを無くしている」



「これからはあまり口を開けないで歌うようにして」
 


と言われたのです。
 


実は、あまり口を開けないほうがよく響くのです。

 


声を仕事にされる人達は、ハミングで鼻より上の響きをトレーニング



していくと、声が響くようになっていきます。





その響きを逃さないようにするには、口をあまり開けないで発声した



方がかえって良い共鳴が得られるのです。




つまり、鼻より上の響き得ることで、口を開けなくても開けているのと



同じ効果が出る。




しかも、そのほうが響きが集まりやすく、質の良い響きになり、



より遠くまで響きが届きます。
 



懸命に開けすぎているとせっかく上に上がってきている良い響きが、



分散してしまうのです。
 




声楽家でも確かに、あまり口を開けていないことがわかります。



ほとんど「おちょぼ口」のようにして歌っている人すらいます。
 

 

口はハキハキと大きく動いていないのに、低音で良く響き、しかも滑舌良く、



きれいに発音されるタレントさんを見ます。
 



この種の人達の口の開け方のコツとしては、できるだけ「オ」の口を



維持しながら発声していることです。





これは、歌にも応用できます。口の大きさを制限しながら、ハミングでの



響きを意識してみて行なってみてください。





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上手い人たちは、空間を読める!?


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ボイストレーナーの新谷です。






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これは、ほとんどの人に言えるが、いくら音程について正確に



歌えていたとしても、なぜか、下手っぽく聴こえる人に出会う。



それは、楽譜が読めて歌っている場合。




じつは、楽譜を読めることが、マイナスになってしまうことがある。




私が歌のレッスンに行った時、先生から言われたことがあった。



「前から言おうと思ってたけど、音で歌ってる?」



「ハイ?」



「歌が悪すぎるよ」



「その理由は、音が読めすぎて、音で歌ってしまうから・・・」



だと、先生からのご指摘であった。




でも、「ド・レ・ミ・・・」で正確に歌うことも能力としては必要だし。



音程は、正確だが、音程ばかりが気になってしまって、音と音の間を



歌い込めなくなってしまうというのである。



そこで「音と音の間」って何だ??が、沸き立つ!!




しかし、じつは、音楽を聴く私たちは、この「音と音の間」で感動して



いるのである。それは、行間とも呼ぶが・・・。



行間というモノになるのが、間である。




楽譜が読めないことで有名だった、美空ひばりさんは、



この「音と音の間」で感動させてくれる名人だった。



意外なお話しが、下手っぽい歌には、こんなことがあるのかも?





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「腹式呼吸」やればやるほどダメになるって??

こんにちは、ボイストレーナーの新谷です。



近畿も梅雨明けだそうだ。ガンガンセミの合唱が始まった。



毎年だが、誰も教えてはいないのになぁ~?




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ボイトレでは、腹式呼吸はやればやるほどダメになる??



テレビを見ていると、サービス系のお仕事の研修が映されていた。



ちょうど、発声トレーニングをしていたが、お約束のように。



「息を吸って〜・・・お腹をふくらまして〜・・・息をはいて~・・・



お腹をへこませて〜・・・」を行っていた。





腹式呼吸法の訓練として悪くないが、この方法では良い声は出る



ようにならない。




良い声を出そうと思ったら、お腹を凹ましてはいけない。



つねに、凹まさずに張りっぱなしなのだ。




他にも、腹筋運動をして頑張って、うるさく聞こえるよう思い切り声を



張り上げたりするようなトレーニングも、声帯に力みがいってしまい、



良くないと思う。





声帯とは、なかなか思い通りに動いてくれない場所である。



だから,無意識に行った間違った方法からなかなか抜けられない。



やればやるほど声帯に悪い癖がついてダメになるというもの。



声帯は非常にデリケートであり、無理矢理大声を出したりすれば、



すぐに疲労してしまう、聞いているほうからすると、うるさい声だけで



マジに良い結果につながらない。





また、横隔膜という肺の下にある呼吸をつかさどる筋肉だけが



頑張るのであって、他の器官はすべてリラックスさせたいのだ。




それをするには、力を入れずに自然にまっすぐに立ち、丹田を張るだけ。



わたしたちは「リラックスして!!」と言われても、本当にリラックスさせる



ことは大変難しいのが現実の課題である。





ただ、この丹田を張るようにすると、横隔膜が使いやすくなり、



身体の他の部分がリラックスやすくなるということだ。





例えばここに、



お皿の上にプリンが乗っていてプルプルとしている。



丹田はお皿で、身体はプリンになっているイメージ。




わたしも以前は、古い発声法を習っていた。



これが良いとばかりに、ひたすら信じてやっていたのですが、



後になって悪い癖をとるのに長い時間かかってしまった。





※丹田=下腹、おへその下、7~9cmあたり。



この方法を行って、力まず丹田を張る感覚を覚えてほしい。



1)壁に背中をつけて立つ。(座っての場合は、背もたれに背中をつけて。



2)顎を下げて口を開ける。肩を上げずに、下腹を張りながら「はあ~」と



大きく息を吸う。わかりにくい場合、軽く丹田を軽く押してもらい、それを



張り返すつもりで行う。

 


 
3)そのまま息を5秒とめる。丹田は張ったまま。



4)丹田を張ったまま「はあ~っ」と一気に息を吐く。

 
 
5)2)~4)を何回か繰り返す。出来るだけ丹田は「パン」と張った状態を



維持するように。





参考になりましたら、今日から実践でやってみてください。




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「ふんっ・・・!」と持ち上げるが、お腹は凹んでいない!!こと。

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あるサッカー選手のお話しですが、丹田という場所をハリながら息を



吐きシュートの練習をしていた。




すると



「これ、サッカーのシュートを打つときと同じです。」



「シュートを打つときは、下腹をはる。内臓をはることを、子ども達の



サッカー教室でも教えています。それは、リラックスしながら力が



発揮できるから。



なるほど、ボイトレと同じだった。



妙に納得していた。





つまり、何かをすると、変なところに力みがきてしまう。



しかし、丹田をはることで、インナーマッスルを使えるようになり、



余分な力がぬけて、パワーが発揮できるというもの。



声を出すときも同じことである。




丹田をはることで、横隔膜が使いやすくなり、のどに力みが



なくなるというもの。





酒屋のお兄さんが、腰の低い位置でしっかりと前掛けを



しばっている。




あれは、重い酒瓶を運ぶときに、腹に力が入りやすくしているのだ



という。




引っ越し屋さんでもそうですが、重い荷物を運ぶとき、息をはきながら



「ふんっ!」と持ち上げますが、お腹はへこんでいない。





わたしは、最初、なかなか丹田をはりながら発声することが



できなかった。




そこで、腰痛ベルトをぎゅーっと巻きながら練習した。



ベルトの圧力を押し返すように下腹をはって発声することで、



声がよくなる。




息を吸うときも、なるべく大きく身体いっぱいにとりこむように



吸うようにする。



今でも腰痛ベルトをしながら練習していることがある。



昨日の記事の続きですが、腹式発声のコツがここにある。。。

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自己紹介

健

Author:健
はじめまして、和歌山県在住のボイストレーナーの新谷健です。ボイストレーニングを20年近くやってきました。失敗あり、成功あり、喜びありの波乱万丈の日々でした。

家族を亡くし、エンディングを想いしらされた体験から、終活ライフ相談員を目指しました。

ボイトレや終活ライフや相談員までの私生活、是好日です。 

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