ブレス(息継ぎ)のタイミングとは?役目とは?
ご覧いただきありがとうございます。
ボイストレーナーの新谷です。

ブレス(息継ぎをふくめ)のタイミングって、どうなんだろうか?
例えば、・・・
〇歌い出しや間奏後の歌い出しでは鼻ブレスも可能。
〇息継ぎのスペースがある時は、鼻でも口でもオッケー。
〇フレーズの隙間は口でちょっと、短いブレス。
〇ブレスの音をしっかり出したいところ。
〇控えめに吸いたいところ。
〇瞬時に、しっかり吸うブレス。
〇長いフレーズの前では、息の補給をする。
〇歌詞の間であえて切るようにブレスを入れる時もあり。
などなど・・・か。
そしてもう一つは、
語尾で息が苦しいのに、頑張って伸ばす必要はないのである。
けっこう、皆さん、語尾では、音を伸ばさなきゃ!と思っている人が多く、
息が苦しいのに声を出していることがあるが、苦しいときは
ムリしないで早めに終わっても、全然OKだと思う。
なので、
聴いていて、伸びやかに気持ちよく聴こえないなら、切ること。
歌は、聴き手ありきだと思う。よく、ブログに紹介させてもらって
るが、いざ、舞台に立ってしまうと我を失うね。
歌うことに、必死の形相になっていないか?
客席で聴いていると、じつに、辛いものがある。
心地よく、気持ちよく、歌い手も聴き手も、同じ気持ちに一体に
なりたい。
同じ呼吸の感覚で、『阿吽(あうん)の呼吸』だろうか?
口を開くときも、閉じるときも、不思議にいっしょである。という
意味もあるようだ。つまりは、苦しい歌には、苦しさが伝わり。
また、最後に、ブレスは息の補給という役割だけではない。
何よりもあなたの気持ちそのものだと言える。
ブレスをいかにスムーズに、無理なく、ムダなく、効果的に使うか?
がとても重要なポイントになってくるのである。
今日は、ブレスに焦点を当てて取り上げてみましたが、まずココが
自然に出来ることが重要だと思うのです。
できることなら、自然なブレスで自由に歌いたいものですね。
つまり・・・まとめてみますと。
〇ブレスは、鼻ブレス、口ブレス、腹式呼吸、胸式呼吸、浅いブレス、
深いブレス、短いブレス長いブレス、音がするブレス、しないブレスなど、
その時々によって使い分ける。一定ではないのです。
〇自然なブレスが一番。実際に歌ってみて、どこでブレスを入れるか
、ベストなポイントを見つけてチェックする。確認は録音が最適。
〇歌詞の間でも吸えるところを見つけて、こっそり、吸おう。
〇ブレスは息の補給だけでなく、あなたの気持ちそのものです。
いつも、あなたを応援していますね。
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