fc2ブログ

ブレス(息継ぎ)のタイミングとは?役目とは?


ご覧いただきありがとうございます。


ボイストレーナーの新谷です。





mig_201806301607034c2.jpg




ブレス(息継ぎをふくめ)のタイミングって、どうなんだろうか?




例えば、・・・



〇歌い出しや間奏後の歌い出しでは鼻ブレスも可能。



〇息継ぎのスペースがある時は、鼻でも口でもオッケー。




〇フレーズの隙間は口でちょっと、短いブレス。



〇ブレスの音をしっかり出したいところ。





〇控えめに吸いたいところ。



〇瞬時に、しっかり吸うブレス。





〇長いフレーズの前では、息の補給をする。



〇歌詞の間であえて切るようにブレスを入れる時もあり。




などなど・・・か。




そしてもう一つは、



語尾で息が苦しいのに、頑張って伸ばす必要はないのである。




けっこう、皆さん、語尾では、音を伸ばさなきゃ!と思っている人が多く、



息が苦しいのに声を出していることがあるが、苦しいときは



ムリしないで早めに終わっても、全然OKだと思う。




なので、



聴いていて、伸びやかに気持ちよく聴こえないなら、切ること。



歌は、聴き手ありきだと思う。よく、ブログに紹介させてもらって



るが、いざ、舞台に立ってしまうと我を失うね。



歌うことに、必死の形相になっていないか?



客席で聴いていると、じつに、辛いものがある。



心地よく、気持ちよく、歌い手も聴き手も、同じ気持ちに一体に



なりたい。




同じ呼吸の感覚で、『阿吽(あうん)の呼吸』だろうか?



口を開くときも、閉じるときも、不思議にいっしょである。という



意味もあるようだ。つまりは、苦しい歌には、苦しさが伝わり。




また、最後に、ブレスは息の補給という役割だけではない。




何よりもあなたの気持ちそのものだと言える。



ブレスをいかにスムーズに、無理なく、ムダなく、効果的に使うか?


がとても重要なポイントになってくるのである。





今日は、ブレスに焦点を当てて取り上げてみましたが、まずココが



自然に出来ることが重要だと思うのです。




できることなら、自然なブレスで自由に歌いたいものですね。




つまり・・・まとめてみますと。




〇ブレスは、鼻ブレス、口ブレス、腹式呼吸、胸式呼吸、浅いブレス、



深いブレス、短いブレス長いブレス、音がするブレス、しないブレスなど、



その時々によって使い分ける。一定ではないのです。




〇自然なブレスが一番。実際に歌ってみて、どこでブレスを入れるか



、ベストなポイントを見つけてチェックする。確認は録音が最適。





〇歌詞の間でも吸えるところを見つけて、こっそり、吸おう。




〇ブレスは息の補給だけでなく、あなたの気持ちそのものです。




いつも、あなたを応援していますね。



白ねこちゃん。ポチお願いします。

ブログランキング・にほんブログ村へ




関連記事
自己紹介

健

Author:健
はじめまして、和歌山県在住のボイストレーナーの新谷健です。ボイストレーニングを20年近くやってきました。失敗あり、成功あり、喜びありの波乱万丈の日々でした。

家族を亡くし、エンディングを想いしらされた体験から、終活ライフ相談員を目指しました。

ボイトレや終活ライフや相談員までの私生活、是好日です。 

ブログ村ランキング
1週間の最新ブログ
相互リンク
今月カレンダー
06 | 2019/07 | 08
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -
月別更新