歌唱力って何だろう?どうしたら・・・??
ありがとうございます。
ボイストレーナーの新谷です。

歌、歌唱力を上げる方法、歌がうまくなる方法ってありますか?
という質問も疑問も多いのは現実的である。
そこで、わたしがやっていることも合わせて話しましょう。
歌が歌唱力というのは、単に声量があるとか高い声が出るとか
ということとは、少し違っている。
もちろん、そうあることに越した事はないけど。
歌の歌唱力は一言で言うと『表現力』だといえる。
絵画に例えれば、『歌のテクニック』は絵の具の種類や筆の種類の
ようなもの。
濃淡だけで表現する水墨画のような芸術もあるわけ。
歌の世界も、いろんな歌手がいる?
そうすると、今ある使える声を、どれだけ表現に活用できるか?が
上手さの鍵になってくるわけで。
では、上手くなる方法はあるか?ということになると、あるが、
やはり、いろいろプロセスを踏む必要はあるようだ。
一番手っ取り早いのは、そのようになりたい歌手を真似て何度も
練習する事。だと、先般にも書いている。
それでは、ボイトレで何をやればいいのか?
ボイトレは上記でいっている絵の具の種類や筆の種類を増やす
練習。上手くなるための役には大いにたつ。
どういう、ボイトレをすればいいのでしょう?
周囲を気にしなくていい環境で、歌う前に以下のウォーミングアップ
をしてみてほしい。面倒くさがらずにやりましょう。
1)リップロール:高い声を出すのに必要な腹式ができて喉が
開いていないとできないので効果的。
2)ハミング:声の通りをよくする鼻腔共鳴に導く。
ドレミのメロディーでキーを変えて発声練習する。
ハミングは口を閉じているので、息が鼻を抜けるしかなく、鼻腔共鳴に
導きやすい。このときの鼻腔の響きをよく確認してほしい。
3)んあんえんいんうんお:通常の発声にハミングの響を持ち込む。
つまり「ん」の発音をきっかけにしてハミングの鼻腔の響きを持ち込んだ
母音の発声練習をしているわけ。単音でキー上げて行う。
「んなぁ~~~・んまぁ~~~」とロングトーン気味に滑らかに伸ばして
、これもキーを上げて限界までやろう。
ここまでは、比較的クラシック音楽の発声に近いが、
喉に優しいのでウォーミングアップにも最適だ。
さらには、ゆっくり喉を開くトレーニングにもなっている。
これで十分喉の準備ができていく。
ここまでするのに20~30分はかかると思いますが、もし時間が無い
ならリップロールだけでもやってほしい。
リップロールに慣れて、リップロールだけで1曲歌ってしまうというのも
インスタント・ウォーミングアップとしてお勧めの方法。
今回は、表現として声を使えるためのボイトレについてご紹介
をしてみた。なんだよ、そんなことか!!と思わないでください。
このような基礎中の基礎が歌の表現や歌唱力の濃淡となる。
コツコツ地道なことですが、遠回りは、近道であると信じている。
今日は8月の最終日。もう、明日は、9月、セミも止み、コウロギも鳴く
心地のよい天候となるように祈る次第。
いつも、あなたを応援していますね。
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