誰かに教える?
ありがとうございます。
ボイストレーナーの新谷です。

教育の現場・・・では
普通に経験を通して身につけようとしたら何十年もかかることを数ヵ月、
また、数年で圧縮して伝えること、これが教育と思う。
この言葉は非常に大切な表現だ。
確かに「長い時間の経験を積まないと理解できないこと」というのは
あるが、それだけでは、進歩はなかなか望めない。
「誰かに教える」という状況だと、「理論」をただ詰め込むだけじゃなく、
そういったものを「正しく使えているのか?見届ける」だとか、
「正しく使えるように誘導すること」が必要になってくる。
どのような行動なのか?考え方や理論などを、どのような状況で
使っていくのか、その「価値観」を共有することが大切になる。
そのために最適な行動が「ほめる(褒める)こと」だといわれる。
具体的には褒めることで、何が正しい方向なのか伝えていくことで、
価値観を共有するのが大切である。
あれもダメ、これもダメ…という教え方では、「じゃあどうすればいいの」
となってしまう。
やる気もなくなってしまう。
よくやってしまうのが、
「・・・どうしてできないの?」
「・・・どうしてやらないの?」
というのは指導ではなく詰問。ある意味の拷問となるようだ。
そのつもりじゃなくても、そうなってしまう。
教える側としては「何をどう褒めるか」が非常に大切だし、
教わる側としては「先生が何を求めていて、どのような価値観を
持っているのか」を感じ取っていくことが大切である。
文章に書いてしまうと簡単なようだが、これがなかなかできない。
今回は、教育の原点と思えることに触れてみた。
お心当りの方には、今一度、立ちどまり、ふり返ってみよう。
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