『発声』の間に『意識時』の声『無意識時』の声がわかりますか?
こんにちは、ボイストレーナーの新谷健です。
『発声』の間に『意識時』の声『無意識時』の声がわかりますか?
と、タイトルを書いてみたけど、何のこと?とお感じでしょうね(ー_ー)!!
お付き合いをいただき進めていきましょう\(^o^)/
わたしの吹奏楽の経験から言いますと、楽器を『鳴らす』すると。

◆息を吹き込んで、しっかりと楽器を鳴らす。(ff=強く)
ひとつはこれですね。
楽曲の強弱は一度無視して、全部ffで大きな音で吹いています。
まずは、楽器が良く鳴る感覚をつかむことが先となります。
◆指の意識を高める練習やリズム練習をするという。
もうひとつはこれでしょうね。
リズム練習は、指がついて回るようになる練習の事です。
これらふたつをしっかりやる事で、指の感覚、楽器を吹く意識が
高まっていきました。
◆それじゃ、演奏中の意識はどこへ向いているの?
楽曲を頭から最後まで通す時、こんな事がありませんか?
ここだけ、吹くなら出来るけど、前から通すとまちがう!
そんなこと、あるよね!
それは、どうして起きるのだと思いますか?
そこだけを吹く時、頭ではいろいろなことを考えていますよね。
『ここの音は間違いやすいから注意しないと』
『この響きが気に入らないな、こう言う吹き方ならいい感じだな』
『ここはこの音を大切にして』…
まぁ~吹く場所によっていろんな事を意識して吹いているんですね。
そうなので、さっき話した『強く意識をする練習』によって、フォーカス、
集中する訓練がすごく大切になってくるのですね。
それじゃ、ボイトレや歌に変えて話しましょうか。
◆無意識の練習(意識を別の方に向ける)
それじゃ、『意識』のみについて考える場合、強く意識をする練習
ばかりたくさん数をこなしていればいいのでしょうか?
答えは、『いいえ』と思います。
強く意識をする練習は90%は必要でしょうが、残り10%を
無意識を、いや~『意識を別の所へ向ける』練習を取り入れる方が
良いというお話しです。
ここの90%対10%、練習の完成度が上がるにつれ、『何を意識
すべきか』と言う事が変わっていく練習での話だと思ってください。
さらには、練習量を増やし、積み上げていくとしましょう。その先には、
90%:10%が10%:90%に意識と無意識が逆転します。
スケートで4回転トリプルアクセルができる選手は、無意識に回って
いるはずです。考えて意識をしてはいないのです。
だって、今何回?回ってるかな?って考えられるはずがないのです。
声も、息や声帯の感覚、響きの感覚など…見えないものばかり。
わからないものばかりかもしれませんが、無数回やってください。
無意識に、つかめる時が来るはずだから!!
今日は抽象的なお話しですが、やるべきことを、ガムシャラニ
行なってみてください。正しいと思う練習を無数回!!
◆答えというか、これが事実やホントの話しでしょうね。
『発声』の間に『意識時』の声『無意識時』の声がわかりますか?
結果はついてくるはずだし、知らない間にできているものです。
自転車に乗れるようになるまで、何回も倒れたでしょう!
ペダルのこぎ方とハンドル、真っすぐの進み方がわかれば、
考えずに乗れましたよね。無意識に乗れていますよ。\(^o^)/
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