【共鳴】いい声の正体は響きに存在!!響きは倍音に大きく左右される!!
よろしくお願いします。ボイストレーナーの新谷健です。

水の広がりをよく見てください。中心はわたしたち、そこから広がる。
いくつもの、輪が広がるのです。声も波及と思うのですよ。
波が広がるほどに声も広がるとイメージしながら発声しましょう。
◆良い声の正体は、『響きのある声=倍音』にあると思うのです。
つまり、この『倍音』というものをマスターできれば、『声色』をコント
ロールできることになりますよね。
一般的には、聴く人では、倍音の多く含まれている声を好むと
言われています。
時と場合にもよりますが、普通に『ボケた・暗い・こもり声』よりも
『はっきり・明るい・とおる声』の方が気持ちよく聴こえますよね。
あと・・・すごく高い倍音が適度に含まれている声を聴くと、人は
快感を感じるようになるそうです。
今回は、倍音が出せるようなボイトレについて話しておきますね。
〇まずは・・・
倍音量を増やすには、体内での声の『共鳴』を増やすことが重要です。
体内で声の共鳴が起こるとされている主な場所は、「胸」「喉」「鼻腔」の3
箇所です。これは、大まかに分けていますが・・・注意ですが。
これを正しくは、『胸や鼻腔』に響くのではなくて、喉の上の響きを
『鼻に響いている』と感じ、喉の下の響きを『胸に響いている』と感じる、
と言った方が正確なのでしょうね。^^^
その中でも特に倍音をコントロールし、声色を変えさせる事に影響を
及ぼす部分はというと・・・の2つになります。
〇鼻腔による共鳴。
〇咽頭腔による共鳴。
鼻腔共鳴は主に高音で使うのですが、特徴としては、
高い声(周波数)の倍音を増やさせる効果を持っています 。
なので、あなたの声が『重い、抜けが良くない~』ならと思う時は、
鼻腔共鳴を強めて同じ高さであっても、声に明るさや軽さがつき、
抜けも良くなって響く声に変わるのです。
また・・・一方・・・
咽頭腔の共鳴は主に低音で使うのですが、特徴としては、低い声の
倍音を増やしてくれる効果を持っています 。
もうおわかりでしょうが、共鳴腔は音の高さによって使い分ける事が
基礎的な使い方ですが、音の高さに関係なく、声色・声質を変化させる
為に共鳴腔を使い分ける事も重要な作用です。
◆まとめてみましょう~♪
〇高音でも、声に深さや重さを加えたい場合は咽頭腔共鳴を強く。
〇低音でも、声に軽るさや明るさを加えたい場合は鼻腔共鳴を強く。
このように、するという使い方もあると思います。
ふたつの高度な共鳴腔の使い分けをするには、ある程度声帯を
コントロールできないといけないので声帯トレーニングも同時に
行っておく必要がありますね。
今回は、理屈ぽくってすみません。ただ、なんとなく、おわかり
頂けたのでしょうか?
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