【迷信】歌を歌うのに腹式呼吸は必要ない!!
よろしくお願いします。ボイストレーナーの新谷健です。

『歌には、腹式呼吸は必要だ』ということをよく聞くことがあります。
しかし、じつは歌を歌う際に腹式呼吸はほとんど必要ありません。
声帯が腹筋によって大量の腹式呼吸に耐えられないまでは、
むしろ、腹筋は使われてはいません。
声帯が、腹式呼吸に耐えられる充分な強さになるまでには5年くらい
はかかるでしょうね。
でも、、マイクがある現在では、その状態になる必要はありません。
では、なぜここまで腹式呼吸が世の中に広まってしまったのでしょう?
それは、以下のような歴史があるのです。
昔、この発声法はイタリアの音楽学校で教えられていました。
これは、今から数百年前の頃で、このころはマイクがありません。
この発声法は、当時、自由自在に大きな音量で歌える画期的な
発声法 として、実に重宝された発声法でした。
しかし、『見えない筋肉を成長させるトレーニング』は、ホールに響き
渡るほどの声量を持つほどに声帯を成長させるには非常に時間が
かかる発声法でした。
それにしびれをきたしたあるボイストレーナーが、「面倒くさい!
お腹を使って発声すればいい」という発想でもって、最初から
お腹を使い、声を押し出す発声法を始めたのです。
それが広がってしまい、現在にまで至るようになってしまったのです。
もちろん、それに耐えうる声帯になれば、腹式呼吸を利用することは
もちろん可能です。
しかし、マイクなどの音響設備が整っている現在では、“声量”
そのものが必要とされていません。
あなたの憧れのアーティストが、マイクなしのアカペラでホールを
包んでしまうほどの声量を持つオペラ歌手ではない以上、
腹式呼吸は必要ありません。
つまり、あなたにとって腹式呼吸は必要ないものなのです。
わたしも腹式呼吸信者でした。これを知って『目からウロコ』でした。
ただし、息継ぎのブレスは必要です。お間違いのないように・・・。
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