ボイトレ指導をやって、一番難しいのは・・・!?多発する抽象語(曖昧)の理解!!
こんにちは、ボイストレーナーの新谷です。
ご覧いただき本当にありがとうございます。

これが、何なのか?私にはわからない・・・けど。
ボイトレ指導をやって、一番難しいのは・・・!?多発する抽象語(曖昧)
の理解!!が今回のテーマUPとなります。最後まで、よろしくご覧ください。
◆抽象語(曖昧)が氾濫している現実
例えば「腹から声を出して!」と言うのは簡単ですし、上級者には
それでわかるから問題ないのです。
しかし、「腹の何処を使うのか」「腹の何処をどのようにどういう順番で
動かすのか」「腹の何処には力を入れてはいけないのか」「腹を使う
ためには、腰から下・胸から上がどういう状態になっていないといけ
ないのか」…などなど、考えなくてはならないことは山ほどあります。
これらを「腹から声を出して!」の一言で説明できるわけですから、
こういう言葉はものすごく便利なのですが、同時に危険でもあります。
指導されている人は「腹から声を出しているつもり」なのに、指導する
人から見たら「腹から声が出ていない」と判断されるような場合、
どれだけ「腹から声を出して!」と繰り返し言っても無意味なわけで、
指導している人とされている人の間での「腹から声を出す」に関する
認識のずれ、認識と実態のずれを見つけ出し、修正しなければならない
わけです。
そういう場合に必要になってくることが、非常に面倒くさい作業です。
非常に面倒くさい作業なのですが、これを経ないと「再現性」という
ものは全然出てこなくて、「わかる人にはわかるし、わからない人には
一生わからない」指導になってしまいます。
◆抽象的(曖昧)な言葉を減らすのは意外とむずかしい
曖昧な言葉は、自身では「分かっている」つもりでいて、得意分野で
あるにもかかわらず、明確性を怠っている場所であったりする。
検証を怠っても練習には全く支障が出ない代わり、その分野では
「適当にやってくれればいいから」という指示が飛びそう。
生徒さんが慣れていると、場の「適当」は実際に上手に動いて、
明確な機会はますます遠のきます。
抽象的な説明・曖昧な言葉は「それを既にわかっている人」「当たり前を
共有している人」には有効なんだけれど、こと指導という点で考えると、
それは通用しないわけです。
なにしろ、「まだわかってない人」と「当たり前を共有する」ための言葉を
選ばなければならないわけで、抽象的な説明・曖昧な言葉を使って
上手くいくはずがありませんので・・・。
【ボイトレ指導者の方々、また、上級経験者の皆さまにお願い】
後進の育成や後輩の方々には、具体的な言葉で接してあげて
ください。いつも言うように、見えない身体の中、声も息もすべてが
見えませんので、わかる言葉に変換してお伝えください。
わかっているようでわからないのが、ボイトレです。
この、お願いは自分自身への反面教師とも思います。
ポチ!一日一回応援お願いします。(^o^)

最後までご訪問いただきありがとうございました。
この下↓枠内の関連記事も、良かったらご覧くださいね~。

これが、何なのか?私にはわからない・・・けど。
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◆抽象語(曖昧)が氾濫している現実
例えば「腹から声を出して!」と言うのは簡単ですし、上級者には
それでわかるから問題ないのです。
しかし、「腹の何処を使うのか」「腹の何処をどのようにどういう順番で
動かすのか」「腹の何処には力を入れてはいけないのか」「腹を使う
ためには、腰から下・胸から上がどういう状態になっていないといけ
ないのか」…などなど、考えなくてはならないことは山ほどあります。
これらを「腹から声を出して!」の一言で説明できるわけですから、
こういう言葉はものすごく便利なのですが、同時に危険でもあります。
指導されている人は「腹から声を出しているつもり」なのに、指導する
人から見たら「腹から声が出ていない」と判断されるような場合、
どれだけ「腹から声を出して!」と繰り返し言っても無意味なわけで、
指導している人とされている人の間での「腹から声を出す」に関する
認識のずれ、認識と実態のずれを見つけ出し、修正しなければならない
わけです。
そういう場合に必要になってくることが、非常に面倒くさい作業です。
非常に面倒くさい作業なのですが、これを経ないと「再現性」という
ものは全然出てこなくて、「わかる人にはわかるし、わからない人には
一生わからない」指導になってしまいます。
◆抽象的(曖昧)な言葉を減らすのは意外とむずかしい
曖昧な言葉は、自身では「分かっている」つもりでいて、得意分野で
あるにもかかわらず、明確性を怠っている場所であったりする。
検証を怠っても練習には全く支障が出ない代わり、その分野では
「適当にやってくれればいいから」という指示が飛びそう。
生徒さんが慣れていると、場の「適当」は実際に上手に動いて、
明確な機会はますます遠のきます。
抽象的な説明・曖昧な言葉は「それを既にわかっている人」「当たり前を
共有している人」には有効なんだけれど、こと指導という点で考えると、
それは通用しないわけです。
なにしろ、「まだわかってない人」と「当たり前を共有する」ための言葉を
選ばなければならないわけで、抽象的な説明・曖昧な言葉を使って
上手くいくはずがありませんので・・・。
【ボイトレ指導者の方々、また、上級経験者の皆さまにお願い】
後進の育成や後輩の方々には、具体的な言葉で接してあげて
ください。いつも言うように、見えない身体の中、声も息もすべてが
見えませんので、わかる言葉に変換してお伝えください。
わかっているようでわからないのが、ボイトレです。
この、お願いは自分自身への反面教師とも思います。
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