【シンプル】『発声の”とっさ”の状態』には、シンプルがベスト!!
こんにちは、ボイストレーナーの新谷です。
「とっさの状態」には、シンプルな対応をする。
それがなぜあまり良くないのかと言うと、
「危ない!」・・・と声をかけられると、急に緊張して身体が硬直して
しまったり、焦って状況を確認するのに時間がかかったり見落としが
多くなってしまったりして、かえって危険を増やしてしまうことがそうです。
これは、ある専門家の話によると。
なので、「後ろを見て・・・」「右に避けて・・・」など、具体的でシンプルな
動作を指示してやるのが、良い方法だと教えてくれました。
・・・で、これは、スポーツでもボイトレでも同じことなんですよね。

例えは、サッカーの話をしてくれましたが、サッカーでパスを
もらった後に少しもたついてしまう選手に、
「ボールを持ちすぎるな!」
と声をかけていったところ、緊張や焦りから、余計もたもたしてしまったり、
ミスが多くなってしまったそうです。
そこで指導の方針を考え直し、
「ボールを貰う前からパスコースを探せ!」
「顔を上げて!」
など、具体的な動作を指示するように心がけたところ、判断が早くなり、
ミスが少なくなったそうです。
これをボイトレで言うのなら・・・
・声が力みやすい人の場合には、
「力んじゃだめだよ!」
と言われると、逆に力んでしまったり、急に力を抜きすぎてバランスが
崩れてしまったりします。
なので、少し声に力みを感じたときに
「吸いながらのどを開いて!」
「首を軽く左右に振って!」
などの、具体的な動作が「とっさに」出てくるように習慣づけることで、
声の力みに対処できてきます。
「胸式呼吸はダメ!よ」
と言ってしまうと、緊張によって余計に胸式呼吸になってしまいます。
「腹式呼吸にしなきゃダメだ!」と指示するより・・・
「鼻から大きく息を吸って!」
「とりあえず・・・大きく息を吐ききろう!」
「下腹をへこませながら、息を吐いて・・・!」
と動作がとっさに頭に思い浮かぶように習慣づけます。
大切なのは、とにかく、
①「こういう状況になったらこうする!」という約束事をつくる。
②それは、シンプルで、すぐできるもの。
③そのような状態になったら必ずこうすると、しっかり習慣づける。
これは、指導される先生方も認識をくださいね。
わたし自身も、シンプルに教えてもらったかな?ありませんでしたね^^^
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