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同じ音程(キー)でも歌う人によってちがうのは、なぜか?

ご視聴いただきありがとうございます。


ボイストレーナーの新谷です。





雨も上がり、また、寒くなった感じですよね^^^


わたし、寒がり人間だから、”さむ~う”やね^^^;





さて・・・



高さとしては同じ音でも、声に含まれる低音の成分、高音の成分の



比率の違いから高く感じるのです。



とくに、低く感じるというのは確かにありますね。




苦しそうか否か、というのはあまり関係がありませんが、か細い声に



なれば当然低音成分は含まれにくくなります。



ある一定の音を出して、声が高い、低いというのはちょっとピントが



ずれていると思いますが。



苦しそうだろうが余裕があろうが、細かろうが太かろうが、高く聞こえたり



低く聞こえたりはあってもあくまでも音としては同じ音ですから。



一般的に言う「むしろ声が低いということになるのではないか」というのは、



「声が・・・」ではなくて「声域が低い」というだけの話だと思います。



むしろ声が低いということになるのではないか、と思います。



地声のように歌っている人こそ声が低いのではないかとも思います。



わたしの生徒さんたちの話を総合するとこのような考えのようですね。




わたしも、いろんな研究をしているなかでは、大きな違いは、倍音だと



気がついたのです。



音は、材質によっても聴こえは違いますよね。



ギターやピアノ、トランペットやサックス、奏でる楽器の種類に



よっても変わっていませんか?



人それぞれの声にも、同じ声はありません。



音源である声帯の長さや厚みもあるでしょうか?



共鳴する部分の広さもあるでしょうか?



発音の仕方もあるでしょうか?



全てが合わさって、高さのちがいが出るものだと考えています。



声に含まれる成分というものです。



わたしたち人の声には、雑音が必ず入りますね。



まん丸い均等な声という人は、まずは、いませんね。



わたしのボイトレ先生は、「声が鳴る」「シャリ」とかいう表現で話して



くれましたが、その当時は「何のことよ?」と思ったものですね。



後々調べてみると、倍音のことを言っていたのですね。



声には、ピカピカひかる飾りものがつくようです。





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例えば、クリスマスツリーですが、ツリーの木だけじゃ殺風景じゃないですか。




イルミネーションや長靴、サンタさん、雪、光物を乗っけるときれいに見えます。



声も、乗っけ物が増えると聴いた感じがかわるのです。



まだまだ、むずかしいことのお話にはなるのですが、混ざる声があるということ



をご理解ください。



それが、音程の高さをちがうように聴こえる要素であるからです。


倍音については、また機会がありましたら紹介しますね。



では、 いつも、ガンバルあなたを応援していますね。ガンバ^^^





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自己紹介

健

Author:健
はじめまして、和歌山県在住のボイストレーナーの新谷健です。ボイストレーニングを20年近くやってきました。失敗あり、成功あり、喜びありの波乱万丈の日々でした。

家族を亡くし、エンディングを想いしらされた体験から、終活ライフ相談員を目指しました。

ボイトレや終活ライフや相談員までの私生活、是好日です。 

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