【呼吸力】こきゅうりょくであると、考える!!
ご視聴いただきありがとうございます。
ボイストレーナーの新谷です。

30秒間、なぜ、息が続かないのか?3つの理由があります。
(息の量=呼吸量と考える。)→量は力とおきかえ呼吸力。
1)本来、吸った呼吸量が少なく呼吸力が弱くなる。
2)呼吸量は多いのに、声を出す時の声帯を開くタイミングが
早すぎて息が漏れてしまい、息がすぐになくなってしまう。
呼気量が多すぎて、呼吸力が弱くなる。
3)息の保持が下手なため、吸った息がすぐに漏れてなくなって
しまう。
上記の1)~3)をクリヤーすれば、正しいロングトーンが出来ると
いうこと。
練習方法をいくつか書いておきますので、自然にできるまでガンバろう。
。
◆息だけの吐く時間を知ろう。
人に時計を見てもらい、どのくらい長く吐いてられるか測ってみる。
息の長さがわかるようにS=ス~の音でやる。
息の量にムラのない、できるだけ少しずつ吐くようにしょう。
・30秒・・・とても良い 非常に呼吸が安定している。
・20秒・・・良い さらに長くできるようにトレーニングする。
・10秒・・・難あり 腹式呼吸法を1からトレーニングする。
・10秒以下数秒…危険 声帯や呼吸器官に問題あり。
わたしは、25~30秒くらい練習ではできるが、20秒を目標
として、コツコツと呼吸量を長くして呼吸力を強くしてください。
特に、10秒以下は病気の疑いがありますので、医師の診断を
受けてみてほしい。
◆『あ~音』でロングトーン。
10秒以上の人は、次は母音の『あ~音』で測ってみる。
息の長さと変わりがないなら、声帯のコントロールと起声(アタック)が
効率よく行われていることになる。
◆『あえいおう』の母音5音で測ってみよう。
バラツキがなければ、息の消費に問題がないということになる。
◆『い音』から他の母音に移行する。
『い音』がおそらく長いと思われるので、『い音』を引きがねとして、
すべての母音につなげる練習をする。
また、『い音』は高い声の練習としても、起音となる。
◆ロウソクを揺らさずに声を出す。(ティッシュにしても可能)
息を浪費せずに効率よく声にできるかどうかを確かめるために、
ロウソクの炎に向かって揺らさないように発声練習をする。
昔から話によくでてくるやり方だが、ロウソクも大きなものが
いる。それでは、面倒なことだから、細く切ったテッシュを
手に持ち口の前約10cmに して『S=ス~ゥ』と『母音』を発声して
みてください。
大きく揺れたり、揺れが一定でない場合は息が不安定。
目に見える練習法としてわかりやすい。\(^o^)/
呼吸を強くすることや長くすることは、声にしても、歌に
しても、決定づける大きな要素である。
【呼吸力】S音が30秒できない!!なぜ続かないのか?
その理由は呼吸力にあった!!呼吸力を鍛えることが優先となり、
原因は【呼吸力】こきゅうりょくであると、考えている。
いかがでしょう?参考になりましたら、できることから実践ください。
(2018年5月3日、記事再投稿)
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