ポジションを上げよう!!
ご覧いただきありがとうございます。
ボイストレーナーの新谷です。
おはようございます。まず、今朝のブログ更新に入る前に
一昨日の新潟の大地震に被災されました皆さまには
心よりお見舞い申しあげます。天候も悪化しているようですので、
遠く離れたところからですが祈念しております。

「声が良く出ている」と手ごたえを感じるときはあまり響いていない
『声が良く出ている』と感じるときは、響きが出ていない!!
「今日は良く声が出ている。調子がいい。」と手ごたえを感じるとき。
実はそういうとき、聴こえているのは自分だけで、外にはあまり響いて
いない。これは、意外かもしれないが・・・!!
本当に調子が良く、よく響いているときというのは、声が自分を離れて
遠くで鳴っているように感じる。
それでは、どのようにして響かせればよいのだろうか?
上手な人とそうでない人の大きな差は響きのポジションだと思う。
そのポジションとは?
鼻より上の響きがいいことだ。
これは、教えてすぐにできるものではなく、人によってそれぞれで、
自分の響きは自分で探して獲得するしかないと考える。
ご機嫌なときに「フ~ン~フ~ン♪」と自然に出てしまうハミング。
声はハミングによって変わる。
◆その響きのやり方は簡単!!
(1)唇をつけて口を完全に閉じる。
(2)舌をべったり上顎につける。口の中の空間をなくす。
(3)「ム~~」とハミングでロングトーン。
(4)中くらいの音から高い音まで練習する。
◆そのポイントは
・特に高い音を集中的に行う。
・響きが鼻の後ろをとおり頭に上がっていくのをイメージ。
・息が詰まって止まりやすいので、なるべく息を通す。
とてもシンプルで簡単ですが、きちんと行うと意外と辛いもの。
息や声が通らないということは、響いていませんし、ポジションが
下がっている。
これなら響きが一段上がってくるだろう。
しかし、このトレーニングで目指すところは鼻より上の響き。
トレーニング効果がでて良くなってくると、歌っているとき、声に
手ごたえを感じなくなり、遠くで鳴っているように聴こえはじめる。
こうなってくると、響きの獲得まであと一歩である。
ハミングだから音量も小さいので、普通の部屋でも十分練習できる。
いつも、あなたを応援していますね。
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