8割の人は自分の声が嫌い!?
ご覧いただきありがとうございます。
ボイストレーナーの新谷です。

何をとっても、このタイトルはわたしの代名詞であるだろう・・・。
今回は『8割の人は自分の声が嫌い 』について紹介してみよう。
とある意識調査によれば、自分の声について「嫌い=80%、
好き=5%、わからない=15%」という結果も出ているらしい。
さらには、録音した自分の声を聞いた後で調査を行うと
「嫌い=90%超」という結果が出たという。
そんな嫌いな声をジッと我慢したまま、一生付き合っていかなくては
ならないのか? イヤ、そうではない。意識を変えることで、
あなたの声は変わる。「心に届く声、伝わる声」になる。
『8割の人は自分の声が嫌い 心に届く声、伝わる声』
声とは何かを学び、自分の本当の声を探してみたい。
本書によれば、人間の地声の高さは声帯と声道の長さで決まる。
それらは身長にほぼ比例し、長い=低い声、短い=高い声となる。
よって身長が高い人ほど声は低くなり、身長の低い人は声が高く
なるのが一般的だという。
とはいえ、それで「声」が決まるわけではない。声帯など生来の
素質に決定されるのはせいぜい20%。残りの80%は、後天的に
獲得した「発声の癖」と「発声時の心身の状態」による。
賑やかな家庭で育てば声も大きく強くなるし、落ち着きなく体を
動かして話せば、声にも安定感がなくなり、相手に不安を与えてしまう。
声には、その時々の発声者の心理状態のみならず、病気かどうか、
どんな人生を歩んできたかといった「履歴書」のような情報が
詰まっている。
また、調査結果によれば、自分の声が嫌いな人の多くが「自分自身
に対する否定感を強く持って」いるようだ。
その理由は
(1)声の中に「自分が嫌っている自分の本質」が表れている。
(2)声が「本当の自分のものではない」と感じている。
発見方法とは
(1)録音した自分の声を30分以上聴く
色々な状況において録音した自分の声を、30分以上聴こう。すると、
イヤな声の中にも時折「いいな」と思える声が見つかる。
それは「作り声」でも「テンションが高い声」でもない。
多くの場合は「嫌悪を感じるよりも幾分低い声」だという。
全部キライ! という人は、逆に「低めの声で録音」して聴こう。
(2)「いいな」の声を反復練習
自分が「いいな」と思えた声が見つかったら、その時の状況や自分の
状態を思い出して、同じことを録音する。そして聴く。
最初は作り声のようになったとしても、繰り返すうちに「いいな」が
増えてくるはずだ。
その「いい声」を「耳に記憶」させること。
声を決めるのは喉でなく、あなたの耳(聴覚であり脳です)
(3)発声の心がけ
軽くアゴを引き、首や肩やアゴの力を抜いておこう。
また、普段からゆっくりした呼吸を心がけたい。肩が上がるのはダメ!
軽くお腹と横腹が膨らむくらいを数回繰り返す。呼吸が安定したら、OK。
録音した声を聞き、「いいな」と思える声を練習して、自分の耳に
覚えさせる。
声と向き合うことは、自分と向き合うことであるならば、声を好きに
なれたら、自分をもっと好きになれるかもしれない。
録音…してか、自分の声を? でも、やっぱり聞きたくない~ッ
があるかも、しれないが・・・!!
今回の読書から、わたしも自分の声が嫌いであった80%の人間
だから、同じ思いを感じて読破した。
大きな声が自信を持って出せなかった人間ですから・・・。
学びや気づきというものは、コンプレックスから始まることもある。
いつも、あなたを応援していますね。
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