『息は腹から吐くんだ!!』この教えは正しいのか?
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ボイストレーナーの新谷です。

『息は腹から吐くんだ!』この教えは正しいのか!?
今回のテーマ、今でも、このように教わることがないか?
腹から息を吐くことには、二つの意味を秘めている。
・ 一つは腹式呼吸で発声を行う。
・もう一つお腹に意識を持っていき喉に力を入れないように。
腹式呼吸については、度々、書いているのでスルーして。
〇お腹で歌うと言うのは、喉で歌わないということである。
これも感覚的な物になるので、わかりにくいかもしれないが、
例えるならため息である。
日本語を普段使って会話をしている時は喉で息を吐いている。
それが、 歌を歌う時はこれが天敵である。
喉で息を吐いていると喉に力が入り、喉が開けなくなり、
腹式発声も出来なくなってしまう。
これは脱力と関連していることではあるが、意識の問題でもある。
喉は息を通すだけ、ため息の状態を意識して声を出すようにしょう。
感覚としては、喉は通るだけ腹から息を押し出したら、そのまま口腔、
鼻腔での響きに直結するように歌えるようにしょう!
声帯閉鎖を意識しすぎると、力が入ってしまい意識が集中してしまう。
『喉は通すだけ!』だと、これを意識して行えるようになろう。
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